連続市民講座第5回でブラック・ライヴズ・マターをテーマに講演

2023.09.14

2023年9月2日(土)、本学アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールにおいて、東京外国語大学・読売新聞立川支局共催 連続市民講座「世界を学ぶ、世界を生きる」第5回が開催され、「ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ」と題して、武内進一教授による講義が行われました。講義では、本学出版会から昨年刊行された『ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ アメリカからグローバル世界へ』を題材に、本書が刊行されることになったきっかけ、ブラック・ライヴズ・マター(BLM)運動が世界へ急速に広まった背景、この運動を通じて明るみになった亀裂などについて説明があり、そのことについて私たちがどのように考え、どのようなことが求められると考えるかが語られました。今回の講演の題材となった本書は、文学、歴史、法律、教育、経済、国際政治、音楽などさまざまな専門性を持った多くの本学教員らが執筆に参加しました。講演後の質疑応答では、司会者でラテンアメリカ文学が専門の久野量一教授からも中南米地域の事例が紹介されるなど、世界諸地域の教育・研究を行う本学ならではの講演となりました。

本連続市民講座は、本学の建学150周年を記念して、本学と読売新聞立川支局の共催で2023年度を通じて全11回で行われるものです。500名定員で事前申込により無料で聴講することができます。第6回は、10月14日(土)13:30より同会場において、西畑香里講師が「職業としての通訳 -通訳の世界」と題して講義をします。現在受講者を受付中です。詳細はこちらからご覧いただけます。

連続市民講座
https://www.tufs.ac.jp/event/2023/yomiuri.html

第6回詳細
https://www.tufs.ac.jp/event/2023/231014_y06.html

本件お問合せ先
東京外国語大学 広報・社会連携課(平日9:00-17:00)
TEL 042-330-5150

武内教授による講演
質疑応答。右は司会の久野教授
書籍販売コーナー
講演の題材となった『ブラック・ライヴズ・マターから学ぶ』も販売
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