1935年製作の日本・ビルマ初の合作映画を上映

2023.07.21

2023年7月1日(土)、アゴラ・グローバル プロメテウス・ホールにおいて、TUFS Cinemaミャンマー映画『にっぽんむすめ』上映会を開催しました。

本作は1935年に製作された日本・ビルマ(現ミャンマー)初の合作映画です。当時のビルマでは大ヒットとなり、ビルマ人の日本人女性観に影響を与えたとも言われています。

本編上映後に、脚本家でミャンマー映画祭実行委員会代表の三井優氏をお招きし、トークセッションを行いました。三井氏は、2007年に日本で初めてミャンマー映画祭を開催して以来、数々のミャンマー映画を日本で紹介しています。ミャンマーの映画業界とのつながりも強く、その縁で本作品も上映することができました。

三井氏からは、映画の中に出てくる当時の日本の風景や、東京にあった航空学校で実際にビルマから学生を受け入れていたことなどが紹介されました。

質疑応答では、来場者の方々から感想や質問が寄せられ、司会を務めた本学の岡野賢二教授も交えて意見が交わされました。ミャンマー出身の方も複数来場され、映画の中でのビルマ語の表現などについて、お話を伺うことができました。

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