若手の日本研究者の派遣報告会を開催

2023.06.19

2023年6月7日(水)、2022年度大学院国際日本学研究院若手研究者派遣事業報告会をオンラインで開催しました。「若手研究者派遣事業」とは、大学院博士後期課程の大学院生を含む若手の日本研究者を国内外の教育研究機関や学会に派遣し、国内外の卓越した日本学研究機関・研究者間のネットワークを構築する事業のことで、2015年度からはじまりました。

この報告会では昨年度派遣した日本研究の大学院生2名が、派遣先で行ったことや、現地で得られたことを中心に発表を行いました。具体的には、ネラ・ラーセンの作品における母親像と人種的アイデンティティに関するアメリカでの発表や、イタリアにおけるイエズス会宣教の史料調査など、興味深い発表がなされました。

新型コロナウイルス渦中の年度が続き、派遣者も少なくオンラインによる少数精鋭の報告会となりましたが、大学院生主体の積極的な報告会となりました。川村大研究院長から、今後の学会発表や博士論文の執筆にも活かせる貴重な場として、事業の継続・発展を目指したいとの挨拶があり、閉会となりました。

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