女子学生・女性研究者のための海外渡航危機管理説明会を開催

2019.07.02

2019年6月26日(水)、渡航医療がご専門の東京医科大学病院 渡航者医療センター 栗田 直 医師、および産婦人科がご専門の千絵レディースクリニック代々木上原 院長 薄井 千絵 医師を講師に迎え、女子学生・女性研究者のための海外渡航における危機管理説明会を開催しました。この講演会は、留学支援共同利用センターが主催し、本学男女共同参画推進部会、および国際化拠点室との共催で行われました。

本学研究講義棟101教室で行われたこの危機管理説明会には、本学教職員や男子学生、他大学職員の方を含む100名を超える参加者がありました。栗田先生からは、留学前に接種すべきワクチンや健康に関する留学先への提出書類などの一般的な事項から、感染症の中でも特に性行為による感染症や万が一性的被害に遭った場合の対処方法、保険の重要性などについて話があり、薄井先生からは女性の体や月経の仕組みに始まり、緊急性のある体の変化や妊娠、避妊等についての説明がありました。講演の最後には質疑応答が行われ、個別に質問に訪れる学生も多くおり、関心の高さがうかがえました。

本学では、留学生課、および留学支援共同利用センターでさまざまな危機管理説明会を行っていますが、本学学生の6割以上が女性であることや、学生から女性に向けた危機管理説明会を開催してほしいとの要望があったことから、今回の説明会を初めて開催しました。海外での危機管理においては、「自分の身は自分で守る」ことが大前提ですが、そのための知識を学生が得られるよう、今後もこのような説明会を含めた数々の情報提供を行っていきます。

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