本学学生が第9回デモクラシー・ナウ!学生字幕翻訳コンテストで最優秀賞を受賞

2024.01.23

言語文化学部4年の山口紗和さんが、ニューヨークの独立放送局「Democracy Now!」の日本語サイトが開催した2023年度の「第9回デモクラシー・ナウ!学生字幕翻訳コンテスト」の「課題5」において、最優秀賞を受賞しました。

「課題5」の課題動画は「初のアフリカ系副大統領が登場したコロンビアで、アフロ・コロンビアンの抵抗の歴史と感性を描く音楽映画プロジェクトがスタート」で、動画の前半8.5分を字幕翻訳するというものでした。

2023年1月21日に授賞式が開催され、各課題の最優秀賞作品の上映と合評が行われました。山口さんは授賞式は所用により欠席となりましたが、後日、山口さんが翻訳した字幕付きの動画がYouTubeにて公開される予定です。

山口さんの受賞コメント

ニューヨーク発の独立報道番組「デモクラシー・ナウ!」の学生字幕翻訳コンテストは、ニュース番組の字幕翻訳を通して、世界で起こっている様々な出来事について深く理解し、情報発信に繋げるという趣旨に基づくものです。4歳からピアノを習っていて、音楽に関する内容に関心があったことに加え、大学の講義で触れる機会の少ない、中南米地域の政治と歴史について理解を深めたいという思いから、アフロ・コロンビアンの抵抗の歴史と音楽映画プロジェクト「El Duende」を取り上げた課題動画を選択しました。

字幕の作成にあたっては、初見の情報が多かったため、リサーチを丁寧に行うことに努めました。また、課題動画を繰り返し視聴し、字幕に起こした表現と発言者の表情、ニュアンスに食い違いがないかを入念に確認しました。

今回の受賞を励みに、今後は大学院で通訳・翻訳の学びを深め、機会があれば映画の字幕翻訳にもチャレンジしてみたいと思っています。


参照:
Democracy Now Japan 2023年度 受賞者発表
https://democracynow.jp/contest/winners2023

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