本学学生がModel ASEAN Meeting plus Japan 2023に参加しBest Strategy Paper Awardを受賞

2023年11月6日（月）〜9日（木）にインドネシア・ジャカルタのASEAN事務局で開催された「Model ASEAN Meeting Plus Japan 2023（模擬ASEAN + Japan 2023）」に、本学国際社会学部西南ヨーロッパ地域/フランス語4年の宍戸真生さんが日本代表として参加しました。東南アジア10か国の大学生に加えて、今年、日本とASEANの友好協力関係が50年を迎えたことから、初めて日本の学生が参加して行われました。ASEAN諸国および日本の学生から1000以上の応募があった中から代表として選出された72名の学生たちが一同に会し、首脳会議をはじめとするASEANの会議を高官に扮して、ASEANおよび日本が直面する課題や今後の展望に関し、英語で会議を行いました。宍戸さんはフィリピンの大統領役およびASEAN政治・安全保障共同体の大臣役として議論に参加しました。

また、宍戸さんが、大統領および政治・安全保障共同体の大臣として同じフィリピンチームのメンバーたちを率いて執筆した国の戦略ペーパーが、Best Strategy Paper Awardを受賞しました。宍戸さんはこのペーパーで、フィリピンの国家戦略や外交方針について分析したうえで、模擬会議をする上で各共同体（政治・安全保障共同体、経済共同体、社会・文化共同体）がどのような戦略で各国と交渉していくかをまとめました。

宍戸さんのコメント

東南アジアおよび日本から集まった各国の最も優秀な学生たちに囲まれながら熱い議論を交わす時間は、かけがえのない貴重なものとなりました。将来有望な学生たちのみならず、ASEAN大使やASEAN代表部の外交官の方々ともお話しする機会を得ることができ、外交について深く学んだ4日間となりました。

本プログラムは、日本アセアンセンターやASEAN Foundationの方々のおかげで、fully-fundedで実施されましたので、あらゆる関係者の方々に感謝しております。