本学大学院生が日本経営倫理学会水谷雅一賞2023年度論文部門奨励賞を受賞

2023.06.19

本学大学院生の井上 直美さん(大学院総合国際学研究科 博士後期課程 共同サステイナビリティ研究専攻3年)と武内進一教授の共著論文「アフリカ農村部における企業と人権― シエラレオネの事例から ―」(『日本経営倫理学会誌』第30号(2023年)掲載)が、日本経営倫理学会水谷雅一賞2023年度論文部門奨励賞を受賞しました。

授賞式は、2023年6月10日(土)に開催された日本経営倫理学会第31回研究発表大会内で行われました。

井上さんの受賞コメント

このたびは日本経営倫理学会水谷雅一賞論文部門奨励賞という大変栄誉ある賞を頂きました。これまで貴重なご助言、ご指導をいただきました先生方、研究者の先生方、先輩方、現地調査で協力いただいた皆様、関わる全ての方に心より感謝申し上げます。驚きや嬉しさと同時に、今後もさらに励むことを奨めていただいたのだと背筋の伸びる思いでおります。

受賞論文は、アフリカ農村部における企業の人権尊重をテーマに、国際規範に則った人権尊重と企業の社会的責任の2つの側面から、必要とされる企業の行動について検討しました。論文は、これまで私がアフリカ農村部で農民を調査し疑問に思っていたことをまとめたものです。共著者でアフリカ研究をご専門とする武内先生からの多角的な視点を得て、洞察を深めることができました。一連の学会発表、論文投稿と査読プロセスを経て、冷静に事象を分析することの重要さを学ばせていただきました。今後も精進したいと思います。

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