17名に国際社会学部賞を授与

2022.03.22

国際社会学部では、今年度より国際社会学部賞を創設しました。学部生のみなさんが、大学生活における学修の集大成として提出した卒業論文/卒業研究のうち、各ゼミ指導教員から推薦のあった優れた研究をたたえる趣旨で、この取組を始めました。

初年度にあたる今年度は、全17名の卒業生が国際社会学部賞を受賞し、2022年3月18日(金)、授賞式を実施しました。受賞者および論文タイトルは次のとおりです。

受賞者・論文タイトル

■ 地域社会研究コース:8名

内山歩美(ラテンアメリカ地域/スペイン語)
「反フェミサイド運動とフェミサイドの犯罪化-メキシコの一般法・連邦刑法を事例に-」
(舛方周一郎ゼミ)

鍜治屋沙月(中央アジア地域/ロシア語)
「カザフスタン共和国アルマトゥ市における電子政府ポータルの利用意図の要因分析」
(木村暁ゼミ)

川﨑美穂(中央ヨーロッパ地域/ポーランド語)
「ポーランドにおけるミュージアムと歴史認識-ドルヌィ・シロンスクを事例に-」
(篠原琢ゼミ)

齊藤優梨乃(西南ヨーロッパ地域/イタリア語)
「字幕における言語文化的情報の翻訳-イタリア映画“Scusate se esisto ! ”の日本語字幕を分析する」
(久米順子ゼミ)

佐藤直哉(中央アジア地域/ロシア語)
「『歴史総合』新設に見る歴史政策の可能性-新学習指導要領と教科書検定制度の検討」
(巽由樹子ゼミ)

髙橋美桜(東アジア地域/中国語)
「イギリスの反アヘン運動に対する中国知識人の反応-『中外除戒洋煙策論』を中心に-」
(倉田明子ゼミ)

東 大晴(西アジア・北アフリカ地域/アラビア語)
「ジハード団の動員構造-フレーミング概念からの分析」
(青山弘之ゼミ)

森麻里永(アフリカ地域/英語)
「『統合』政策を生きる-パンデミック前後・北ノルウェーのソマリ系住民と私の民族誌」
(大石高典ゼミ)

■ 現代世界論コース:6名

新 朋香(東南アジア地域/インドネシア語)
「シングルマザー間の経済格差とその要因」
(金富子ゼミ)

大橋彩乃(中央ヨーロッパ地域/ドイツ語)
「近現代ドイツ移民労働史と女性-18世紀後期から1970年代ドイツの女性移民労働における連続性と非連続性の考察-」
(小野寺拓也ゼミ)

澤田まりん(中央ヨーロッパ地域/ドイツ語)
「1990年代以降のフィジーにおける観光産業-フィジー人社会への影響の観点から」
(上原こずえゼミ)

髙橋瑞季(南アジア地域/ベンガル語)
「バングラデシュにおける中等教育普及と社会の持続的な発展に向けた課題」
(加藤美帆ゼミ)

藤巻まりな(西南ヨーロッパ地域/フランス語)
「《貴婦人と一角獣》がはらむ両義性-中世ヨーロッパ聖俗の混在を想起する-」
(真島一郎ゼミ)

松本日和(西アジア・北アフリカ地域/トルコ語)
「『獣になれない私たち』が描く可能性-女性同士の連帯と解放を読み解く-」
(大川正彦ゼミ)

■ 国際関係コース:3名

瀬上里菜(西南ヨーロッパ地域/フランス語)
「フィンランドにおけるベーシック・インカム給付社会実験に関する一考察-「失敗」と呼ばれた原因に着目して-」
(内山直子ゼミ)

山﨑有紗(中央アジア地域/ロシア語)
「ウクライナ危機を長期化させている紛争当事者の地政学的利益の分析」
(篠田英朗ゼミ)

和島左京(北アメリカ地域/英語)
「フィンランドの領土拡張運動とリアリズム-1939年から1941年における対外政策決定過程の分析を通じて-」
(中山裕美ゼミ)

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