MIRAI生の連続企画「TUFS vs AI」で音楽とAIに関するイベントを開催

2024.02.27

2024年2月13日(火)、本学の多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)及び学際研究共創センター(TReNDセンター)の共催で実施する連続企画「TUFS vs AI」第5回として、プロギタリストの仲宗根朝将氏をお招きし、「AIが描く、音楽の未来」と題してワークショップを開催しました。本企画は学内向けに開催し、学生ら12名が参加して行われました。

ワークショップでは、音楽生成AI「Suno.ai」を使用して曲を作ってみた後に、感じたことを「問い」として出し合う形式でディスカッションを行いました。また、AIが作った曲をファシリテータが編曲し、仲宗根氏にアドリブで演奏をしてもらい、「AIと人の融合」がどういう形になるのかを体験しました。

参加者からは、「AIを触りながらディスカッションができたのがよかった」「仲宗根さんが努力で培った技術さえもAIで再現できてしまう時代が来るのではないか、と不安になった」などの意見がありました。

ファシリテータ(研究協力課:久納大学院研究支援係長)の感想:

音楽の生成AIは最近まで「なんの楽器か分からない音が出る」「ヴァースとコーラスのつながりがない曲になる」「結局、音楽理論が必要」というものしかありませんでしたが、「Suno.ai」が登場したことで「楽曲」と言えるものが誰にでも作れてしまうという状況になったことを受け、今回の企画を発案しました。

実際にSuno.aiを使ってみる場面で、参加者のみなさんが生成した曲を聞いた時に驚いていた風景を見て、「あぁ、やってよかった」と感じました。この驚きが数年後どのように変化しているのか、その際に今回のイベントを振り返って何を思うか。その時の「気づき」がイノベーションには重要であると考えます。ご参加されたみなさんには、このイベントで感じたこと・思ったことを、将来に持っていってもらえれば幸いです。

「AIはよくわからないから触れない」というのは非常に危険で、<実際にAIには何ができるのか>を知らなければ、気をつける必要のあることにも気付けないのです。そのような考えがもう少し学内に広まってくれればよいと考えます。AIや新技術・ツールはいわば「プロメテウスの火」です。人類に叡智をもたらす火となるか、それとも全てを無に還す核兵器になるかは、今を生きている我々次第なのかもしれません。

最後に、非常にご多忙の中、本学のイベントにご助力くださり、私の無茶振りにもお応えくださいました仲宗根さんに、厚く御礼申し上げます。

中山TReNDセンター長の挨拶
ワークショップの様子
AIが作成した曲を元に編曲した楽曲でアドリブを披露する仲宗根氏
参加者集合写真
PAGE TOP