【学長メッセージ】緊急事態宣言の発表に際して

2021.01.07

秋学期の終わりまであと僅かとなるなか、緊急事態宣言が再び発表される事態となり、心配されている方も多いのではないかと思います。本宣言に対して本学は次のように対応します。併せて学生の皆さんには、今いっそうの感染対策をお願いする次第です。

(1)授業・試験

  • 1月18日までの対面とオンラインによる秋学期の授業、および25日までの期末試験は、基本的には予定通り実施します。ただし、状況を見つつ先生方の指示で対面授業がオンラインに切り替わる場合もありますので、担当教員からの連絡に注意してください。
  • 1月26日から始まる冬学期の集中講義は、1つの授業を除きオンラインで行われます。研究講義棟のZoom 教室は引き続き利用可能です。

(2)サークル等の課外活動

  • サークル等の活動については、緊急事態宣言が発出されている間、一時的に活動の停止をお願いします。2月8日には活動再開となるよう、この間はどうか感染拡大防止にご協力ください。各団体には、再開後に感染防止対策がどのように強化できるかも、改めて検討していただきたいと思います。

(3)大学施設の利用

  • 附属図書館や大学院生研究室は、緊急事態宣言発出後も、すでに公表されている開室時間を維持します。
  • 大学生協については、時短の上、営業を継続すると聞いています。

(4)感染予防のための行動を

  • マスクの着用、手洗い、三密回避が、大原則です。
  • 特に、感染リスクが高まるといわれる5つの場面、すなわち、
     「飲酒を伴う懇親会等」
     「大人数や長時間におよぶ飲食」
     「マスクなしでの会話」
     「狭い空間での共同生活」
     「居場所の切り替わり」
    を避けるよう、くれぐれも注意してください(https://corona.go.jp/)。なかでも、「大人数や長時間におよぶ飲食」がいかに危険かは、数々の感染拡大例が示しています。大人数の定義は一応5名以上とされていますが、それが便宜的なものであることは言うまでもありません。自身の感染を防ぐため、そして、周りの人を守るため、どうか、今は友達との会食・飲食を我慢いただくよう、お願いします。

(5)コロナ感染の疑いがあるときは一報を

すでにご存じかと思いますが、「体調に異常がある」、「発熱がある」、「PCR検査を受けた」、「保健所から濃厚接触者との連絡をうけた」・・・といった場合は、大学にご一報ください。

https://sanda.tufs.ac.jp/emergency-contact/covid19/

状況に応じ公欠の措置などをご案内します。また、学内での拡大防止の対応のためにも必要です。ご理解とご協力、よろしくお願いします。

また、身の回りで困っていることがある時は、次の総合案内を参照ください。

https://www.tufs.ac.jp/student/consultation/

(6)最後に・・・

東京を中心とする首都圏での感染の拡大を受け、本学の学生の中からも、年末から昨日までに5名の感染の報告がありました。重篤な状況ではないと聞きほっとしていますが、感染した皆さんの1日も早い回復を祈っています。

感染拡大に歯止めをかけるには、皆の協力が必要です。首都圏地域の状況が改善し、1日も早く正常なキャンパスライフが取り戻せるよう、力を合わせていきましょう。

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東京外国語大学長 林佳世子

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