【学長メッセージ】秋学期の暫定的な予定について
2020.07.08
皆さん、元気でお過ごしでしょうか。春学期もいよいよ最終週が近づいてきました。まだまだ、これからレポートや試験が大変だと思いますが、どうかがんばってください。
さて、本日は、10月から始まる秋学期について、暫定的な予定をお知らせします。秋学期、もし東京地域におけるコロナ感染症の状況が許すのであれば、本学は、オンラインを基本としつつ、一部科目はキャンパスにおいて対面で行うことを予定しています。
10月に「東京地域におけるコロナ感染症の状況が許す」かどうかは、正直言って現時点ではわかりません。危険な状態で対面の授業はできませんが、危険かどうかの判断は大変難しいのが事実です。緊急事態宣言が再び発出されるなどを判断材料にしていくしかないでしょう。最終的に予定通りに行うか否かは9月2日を目途に決定します。状況が悪化している場合には対面の授業は中止し、全授業をオンラインで行います。また、いったん対面授業を開始したのちも、同様の対応を取ります。
そして、もし東京地域におけるコロナ感染症の状況が許すなら、次の科目群の一部を対面で行うことを予定しています。詳しくは、ホームページ「秋・冬学期 教務関連まとめ」をご覧ください。
- 専攻言語科目:ホームページにあるとおり対面・オンラインの授業計画を立てています。
- GLIP英語科目:月、火、木、金の英語A/Bの授業は対面となります。
- 3年次の演習科目、4年次の卒業論文演習科目:指導教員の先生から指示があります。
ラッシュアワーを避けるため1限はなるべくオンラインに、対面の授業はなるべく連続するように、という調整をしていますが、なかなか難しい場合もあります。対面授業のために来校した場合に、オンライン授業を学内で受けられるよう準備をしています。自宅での学習については、春学期に引き続き、ネット接続に問題のある方へのサポートを行います。
専攻語の履修の多い言語文化学部・国際社会学部の1年生・2年生は、キャンパスでの対面授業が比較的多くなります。東京近郊以外に在住の方は、適当な時期に引越しするなどし、10月からの授業に備えていただければ幸いです。国際日本学部の1、2年生については、GLIP英語の授業が対面となります。大学院の科目については、異分野交流ゼミなどの一部科目がオンラインとなります。
以上、「東京地域におけるコロナ感染症の状況が許すなら」という条件つきのお知らせとなりますが、ご理解いただければ幸いです。学生の皆さんから、「オンライン教育も悪くない」という声を聞き、ほっとしているところですが、人と人の出会いが大学にとって重要であることも忘れることはできません。皆さんが有意義な大学生活を送れるよう、先生方も職員の皆さんもがんばって準備を進めています。今後のお知らせに注意していただければ幸いです。
なお、キャンパスでの授業受講が難しい方、特にGLIP英語科目をオンラインで受講することを希望する方については、以下のフォームでご連絡をお願いします。追って、大学より連絡をいたします。
どうぞよろしくお願いします。
東京外国語大学長
林佳世子