第37回小川杯争奪英語弁論大会を7/24に開催しました

2016.08.04

2016年7月24日(日)、第37回小川杯争奪英語弁論大会(主催:本学英語研究会(ESS))を本学において開催しました。本大会は、本学ESS(英語研究会)所属の学生によって運営され、元学長の故小川芳夫氏が学長をされていた頃に開始された歴史ある英語弁論大会です。
全国からの応募者の中より選出された10名が、本年度の大会コンセプト“Break the Silence”のもと、アイディアの頭文字「 I 」をテーマにスピーチを競いました。
本選では鶴田知佳子教授(本学)、Brian Howell教授(立教大学)、Matthew Miller教授(東京女子大学)、Renata Suzuki教授(上智大学)が審査を行いました。

実行委員長を務めた後藤葵さん(国際社会学部北西ヨーロッパ地域3年)の感想

私たち小川杯実行委員は、1月頃から本番までの約6ヶ月間、少しずつ 小川杯に向け準備を進めてきました。会場の確保、多くの協賛企業様との 交渉、全国からくる膨大な応募数の管理、ジャッジさんの確保等々。 私たちにとって初めて経験することばかりで、次々と出てくる問題や 課題への対応に悩み、解決に奮闘する日々が続きました。正直この6ヶ月間、 辛かったです。しかし、無事大会が大成功に終わって振り返ってみると 「このメンバーの中で、実長をできてよかった。」と心の底から思えました。 私がこう思えたのは、苦労よりもこの経験から得たものの方が大きかった からです。
1つには、一団体のリーダーとしての責任と役割を実体験できたということ があります。 多方面から様々な問題が報告される度、当たり前ですが、 最終的にどう対応するかの判断は全て実長である私に託されます。この スピーチ大会には、外大のOBやOGの方々、外大や他大の教授の方々、 協賛企業の方々が関わっていて、準備を進めていくほど「東京外国語大学」 という看板を世間に掲げながら活動していることへの責任感、そして団体を 代表する私の決断1つ1つへの責任感を本当の意味で理解していきました。
2つには、小川杯実行委員全員の存在、仲間の存在の大きさを改めて感じる ことができたということです。他大のスピーチ大会と比べると小川杯の 委員数は極めて少ないです。15人という少人数で全国大会の運営を回せて こられたのは、委員一人一人が優秀だったことはもちろん、各々が与えられた 仕事に最後まで責任を持って務めてくれたことが大きいと思います。自分の 仕事を最後までこなすことは、当たり前で簡単なことに一見思えますが、 最初から最後まで手を一切抜かずに、同じモチベーションと責任感を持ち 続けて仕事をやるきることは非常に難しいことです。それをやってきてくれた 委員のみんなには、尊敬の念と感謝の想いでいっぱいです。このような 素晴らしい仲間と一緒に1つの目標に向かって仕事ができたことは、 大学生活で得られた最高な経験の1つだと思います。

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