ポルトガル語教育100周年記念イベントを9/30-10/1に開催しました

2016.10.27

2016年9月30日(金)・10月1日(土)の2日間にわたり、ポルトガル語の教育が本学で開始されてから100年を祝う記念イベントが開催されました。

初日の9月30日は、ポルトガル語科新設やその後の概略についての説明後、立石博高学長の挨拶で始まりました。その後,フランシスコ・エステヴェス駐日ポルトガル大使,アンドレ・コヘーア・ド・ラーゴ駐日ブラジル大使など、列席した各国大使の紹介に続いて、ブラジルより招へいした作家のマルコ・アメリコ・ルケッズィ氏より「現代文学とポルトガル語」と題した講演がされました。その後、ピアニストの徳江洋子氏より、ピアノコンサート「サウダージの風」が行われました。

2日目の10月1日は、本学の金七紀男名誉教授より「東京外国語大学とポルトガル語教育―100年をふりかえる―」と題した基調講演が行われ、続いて「ポルトガル語とグローバリゼーション」と題したパネル・セッションが行われ、マリア・デ・デウス・マンソ氏(エヴォラ大学)、ジゼフ・A・レヴィ氏(ワシントン大学)、林田雅至(大阪大学教授、ポルトガル科学アカデミー会員、本学卒業生)がそれぞれの研究分野の発表を行いました。

その後のディスカッションでは、「東京外国語大学のポルトガル語教育を論ず!」と題して,世代の異なる本学ポルトガル語卒業生5名がそれぞれの経験からポルトガル語と人生について語り合いました。

イベントには、本学ポルトガル語専攻卒業生を始め多くの方が参加し、盛会のうちに幕を閉じました。

イベントに合わせて、京都在住のポルトガル人写真家ペドロ・メディロス氏の「Carta ao Futuro 未来への手紙」と題された写真展(後援:駐日ポルトガル大使館)も同時開催されました。

ポルトガル語専攻教員からの詳細報告は、 こちら からご覧いただけます。









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