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について

UP plus 新興国から見るアフターコロナの時代 米中対立の間に広がる世界

刊行
著者等
川島真、池内恵(編)舛方周一郎(分担執筆)
出版社
東京大学出版会

内容の紹介

新型コロナウイルス感染症によって、世界秩序は大きく変化している。その影響は米中といった超大国だけではなく、地域大国(BRICS)にも及んでいる。本書は,大きく変化する国際関係を地域大国といわれる国々を中心に多角的な視点から分析し、最新の動向を踏まえ展望する。(出版社HPより

執筆者のコメント

舛方周一郎(世界言語社会教育センター/講師)
アフターコロナの時代に私たちのまえにどのような世界秩序が現れているかを捉えるシリーズのうち、本書は新興国編です。
特に私は国際社会の中のブラジルという観点からパンデミック発生初期の危機を捉え直しました。ブラジルのコロナ危機をめぐっては、感染症対策を軽視し経済政策を偏重する「暴走する大統領」とも報じられました。しかし私の章では、ボルソナーロ大統領はなぜそうした言動をとるのかを分析したので、それが読者のブラジル国内および国際的な文脈への理解につながれば幸いです。


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