巽 由樹子 (TATSUMI Yukiko)
氏名 / Name | 巽 由樹子 (TATSUMI Yukiko) |
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所属職名 / Affiliation | 大学院総合国際学研究院/准教授 Institute of Global Studies/Associate Professor |
電子メール / Email | tatsumi@tufs.ac.jp |
ウェブページ / Website | |
学位 / Degree |
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研究分野(e-Rad分野) / Research Field(s) (by e-Rad) |
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研究キーワード / Research Keywords |
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自己紹介 / Biography
学歴 / Academic Achievement
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2001年03月 東京大学文学部歴史文化学科 卒業2001.03 The University of Tokyo Faculty of Literature Graduated
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2003年03月 東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻 修士課程 修了2003.03 The University of Tokyo Completed
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2009年03月 東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻 博士課程 単位取得満期退学2009.03 The University of Tokyo Accomplished credits for doctoral program
所属学会 / Affiliated Academic Societies
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ロシア史研究会
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史学会
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日本ロシア文学会
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Association for Slavic, East European and Eurasian Studies
受賞 / Awards
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日本出版学会賞奨励賞 (2020年05月)
主要研究業績 / Main Research Publications
論文 / Papers
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サミュエル・スマイルズ『自助論』ロシア語版-史料としての翻訳書について, ロシア史研究, 107号, 55-66, 2021年The Russian version of Samuel Smiles' "Self Help": Translations as historical materials for Russian studies, Roshiashi Kenkyu, (107), 55-66, 2021
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ロシア革命と文化史研究, 『西洋史研究』新輯 , 47号, 88-99, 2018年
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19世紀後半ロシアの出版メディアとポピュラー・サイエンス : 帝政末期の通史を再考する手がかりとして, 『科学史研究』, 54巻272号, 68-75, 2015年
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18-19世紀ロシアの戴冠式アルバム-皇帝の権威の伝達についての考察-, 『ロシア史研究』, 94号2014年
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近代サンクトペテルブルクの出版人たち-1860年代と1870年代の比較を通して-, 『れにくさ』, 2号, 193-206, 2010年
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近代ロシア都市のメディアと科学-サンクトペテルブルクの事例から, 『ロシア史研究』, 86号, 14-30, 2010年
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近代ロシア社会とツァーリ表象-絵入り雑誌「王室記事」の分析を中心に-, 『史学雑誌』, 118巻9号, 1-32, 2009年
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Russian Illustrated Journals in the Late Nineteenth Century: The Dual Image of Readers, Acta Slavica Iaponica, 26号, 159-176, 2009年
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ロシア帝国の公共図書館―「大改革」後ロシア社会における読者層拡大の検証―, 『スラヴ研究』, 55号, 249-272, 2008年
書籍等出版物 / Books and Other Publications
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ミコラ・サモーキシュ『ウクライナの装飾文様』, 東京外国語大学出版会, 一般書・啓蒙書, 単著, 2023年
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『ナターシャの踊り:ロシア文化史』上・下, 白水社, 学術書, 共訳, 2021年
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Publishing in Tsarist Russia: A History of Print Media from Enlightenment to Revolution, Bloomsbury, 学術書, 共編者(共編著者), 2020年
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『ツァーリと大衆-近代ロシアの読書の社会史』, 東京大学出版会, 学術書, 単著, 2019年Tsar and the Masses: A History of Reading in Imperial Russia, University of Tokyo Press, Scholarly book, Sole author, 2019
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『国制史は躍動する: ヨーロッパとロシアの対話』第6章「帝政末期ロシアの官僚と出版」, 刀水書房, 学術書, 分担執筆, 2015年
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ルイーズ・マクレイノルズ『〈遊ぶ〉ロシア: 帝政末期の余暇と商業文化』, 法政大学出版局, 学術書, 共訳, 2014年
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『ロシア帝国の民族知識人ー大学・学知・ネットワーク』第8章「19世紀後半サンクトペテルブルグにおけるポーランド人の出版活動」, 昭和堂, 学術書, 分担執筆, 2014年
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『新史料で読むロシア史』第3章「帝政期ロシアの定期刊行物と科学・宗教・革命」, 山川出版社, 学術書, 分担執筆, 2013年
MISC / MISC
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「大動乱」のリアル-『ボリス・ゴドゥノフ』とその時代, 新国立劇場 2022/23シーズンオペラ『ボリス・ゴドゥノフ』公演プログラム, 記事・総説・解説・論説等(商業誌、新聞、ウェブメディア), 単著, 2022年
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〔事典項目〕「ロシアの図書館」, 沼野充義・望月哲男・池田嘉郎(編) 『ロシア文化事典』, 丸善出版, その他, 単著, 2019年
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〔コラム〕帝政末期の社会とツァーリの表象, 『ロシア革命とソ連の世紀 第1巻』岩波書店, 記事・総説・解説・論説等(その他), 単著, 2017年
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回顧と展望(近代ロシア・東欧・北欧), 『史学雑誌』, 史学会, 記事・総説・解説・論説等(学術雑誌), 単著, 2014年
講演・口頭発表等 / Presentations
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メディアからみえるロシア , 隣国ロシアを理解するための東北大学講座, 国内会議, 東北大学東北アジア研究センター, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 2024年
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ウクライナの装飾文様 -美術とナショナリズムの関係の今昔 , 「連続市民講座:世界を学ぶ、世界を生きる」(東京外国語大学X読売新聞立川支局 共催企画), 国内会議, 公開講演,セミナー,チュートリアル,講習,講義等, 2024年
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19世紀における欧州書籍商とロシア語出版:多元性とネットワークについての準備的考察 , 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 客員研究員セミナー, 国内会議, 口頭発表(一般), 2022年
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Press in the Empire: The entangled history of publishing in Russian in the late nineteenth century, The 2022 conference of the Society for the History of Authorship, Reading and Publishing, International presentation, Oral presentation (general), 2022
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1970-80年代日本へのソ連美術紹介:三越と西武の役割を通して , 2021年度SRC共同利用・共同研究拠点公募研究(プロジェクト型)成果報告会「昭和のロシアー日ソ文化外交と 戦後日本のロシア観形成に関する研究」, 国内会議, 口頭発表(一般), 2022年The introduction of the Soviet fine art to Japan in the 1970s-80s: the roles of the department store Mitsukoshi and Seibu, Domestic presentation, Oral presentation (general), 2022
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「文化外交、文化冷戦、文化社会学 ―研究動向について」パネル『昭和のロシア:戦後の日ソ文化外交の歴史的分析に向けて』, ロシア史研究会大会, 国内会議, 口頭発表(一般), 2021年
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A comment to Reading in 19th-century Russia – A Presentation of “Reading Russia: A History of Reading in Modern Russia, vol. 2” (with Damiano Rebecchini and Raffaella Vassena), 19v: A Working Group on 19th-Century Russian Culture at NYU Jordan Center, 国際会議, 口頭発表(一般), 2021年
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A Comment to Panel ‘War and the Modern Media: Exploring Japanese Popular Magazines at the Turn of the 20th Century’ , European Association of Japanese Studies, 国際会議, 口頭発表(一般), 2021年
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19 世紀末ロシアの読者大衆と公共 -サミュエル・スマイルズ『自助論』を事例として-, ロシア史研究会大会 共通論題「帝政ロシアの都市と公共」, 国内会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 大東文化大学, 2019年How Samuel Smiles' "Self Help" was translated and circulated, Japanese Society for the Study of Russian History, Annual Conference, Domestic presentation, Symposium, workshop panel (nominated), 2019
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'Canonizing Russian Fine art in Japan in the 1970s', in panel 'Culture and Diplomacy in Japan - Soviet Union Relations in the 1950s-1970s', East Asian Conference on Slavic Eurasian Studies, 国際会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(公募), 2019年
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「ロシア革命と文化史研究」, 早大ロシア研究所・東北大西洋史研究会合同シンポジウム「世界史の中のロシア革命」, 国内会議, シンポジウム・ワークショップ パネル(指名), 早稲田大学早稲田キャンパス, 2017年
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'Religion and Media in Late 19th-Century Russia: A Case Study of Orthodox Journalist A. Popovitsky', Workshop 'Religion, Education, and Literacy in the Age of Modernization', 国際会議, 口頭発表(一般), University of Tokyo, Komaba campus, 2017年
過去10年間に取得した科学研究費補助金・その他の競争的研究費 /
Research Grants Awarded (in the last 10 years)
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科学研究費 基盤研究(C) 「ロシア帝国の翻訳出版:19世紀におけるその流通と情報伝達の構造変化の考察 」(2024年度-2028年度)Scientific research fund Grant-in-Aid for Scientific Research(C) Translations in the Russian Empire: A Study of the Structure of Informaton Flows across Natioonal Boundaries in the Nineteenth Century(2024-2028)
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科学研究費 基盤研究(C) 「現代ロシアの文化外交と美術館―「記憶の政治」のメディア分析―」(2019年度-2022年度)
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「昭和のロシア:日ソ文化外交と戦後日本のロシア観形成に関する研究」 スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究・プロジェクト型 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 「昭和のロシア:日ソ文化外交と戦後日本のロシア観形成に関する研究」 (2021年度)
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科学研究費 若手研究(B) 「近代ロシアにおける正教系定期刊行物と世論形成との関係についての研究」(2013年度-2017年度)
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「ロシアにおける出版資本主義と帝国秩序との相互補完性に関する研究」スラブ・ユーラシア地域(旧ソ連・東欧)を中心とした総合的研究・プロジェクト型 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター 「ロシアにおける出版資本主義と帝国秩序との相互補完性に関する研究」(2015年度)
Last updated on 2024/4/18