MIRAIプログラム・コーディネーターの青井です。
10月7日、横浜ビジネスパークで開催された3Questionsに参加してきました。
3Questionsとは、「あなたの研究に"ひらめき"を」をテーマに、所属や専門分野を越えた研究交流を実現する場です。
5日間にわたって開催された3Questionsには、研究者だけでなく、ビジネスパーソンや地域住民、親子連れ、学生など、幅広い人たちが参加し、連日大盛り上がりだったようです。
▼詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください。
◎ 全国キャラバン3Questions:関東地区編
◎ 関東地区編開催報告サイト
▲付箋いっぱいのポスターから、コミュニケーションの活発さが伺えます
今回、3Questionsにポスターを掲示しました。
MIRAIプログラムでは、自分の専門分野に閉じこもることなく、異分野との協働や社会との連携に積極的に取り組むことを学生に推奨しています。
それまで通りのコミュニケーションの枠に留まっていては、アカデミアに閉じがちだった人社系博士学生のキャリアの可能性を拓いていくことはできないからです。
3Questionsは、大学や分野の境界を跨いだ自由な意見交換を実現できる場であり、ふだんの研究活動では決して出会わない人やトピックと出会わせてくれる場でした。
▲ふだんの活動範囲の外から投げ込まれる言葉は、研究に小さな波紋を生み出してくれました
会場では、研究ポスターやショートプレゼンテーションで興味を持ってくれた方が数名話しかけてくれました。
自分の研究に興味を示してくれる人が確かにいるんだ、と実感できることは、研究者としての自信と励みにもなりました。
社会という文脈に自分の研究をどう位置づけるかを考え続けることも大切ですが、それと同時に、どうやって研究や学問をより身近に感じてもらうのかを試し続けていくことも大事だと改めて気づく機会となりました。