7月13日、Dグループによる第5回ゼミが開催されました。

今回のテーマは「情報発信」です。

インターネットを用いたSNS等を利用し、これからの研究者はどのように「情報発信」していくべきなのか、そしてMIRAIの活動として「情報発信」をどのように利用できるのか。

研究者が社会と繋がるツールとして、今後「情報発信」はとても大きな役割を担っていくのかもしれません。

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今回、Dグループの一人である朱さんは中国と日本の両国でインフルエンサーとして活躍しています。彼が両国のSNSについて説明してくれました。

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以下、Dグループの活動報告です。

第5回では、今までに話し合った内容を踏まえてMIRAIゼミとして実際にどのような活動をするべきなのか具体化することを目的として、「情報発信」をキーワードにディスカッションを行った。

実例として、筑波大学のURA研究戦略推進室の活動や、TwitterやYoutubeを活用して注目を集め、自分の専門や興味・関心を生かした活動ができる領域を広げた例を取り上げた。

その後、それぞれが研究者としていかにインターネットを活用しているのか紹介しながら、研究者がインターネット上の世界でいかに振る舞うべきなのか議論を行った。インターネットの使い方はそれぞれであったが、存在を無視することはできないという点は一致していた。

情報発信に関しては、時間が無い/査読が得られていない内容を公開するのが不安など、ネガティヴな意見が多かった。しかし、実例や中山先生からの助言などから、一般向けの情報発信では研究の内容以上に研究者の存在そのもの(人柄や性格)などが重要であるという結論が導き出された。

個人的にはMIRAIゼミを議論だけではなく実行の場にしたいというコンセプトで第5回を計画したが、集団で何かを実行するためのファシリテーションの難しさと、ファシリテーションそのものの重要性に気づかされた。

(文章:横山