MIRAIプログラム・コーディネーターの青井です。

12月13日に今年度第9回目のゼミが開催されました。

今回の担当者は、長谷川さんと石川さんです。

「対話」を重視したグループワークを取り入れることが多いMIRAIゼミ。

前回のゼミ(リンク)では「悩み」がテーマに掲げられましたが、今回は一転して「好き/野望」がテーマになりました。

話しやすいテーマだったこともあり、前回同様の盛り上がりを見せたゼミとなりました。

ゼミのテーマを「好き」にした理由について、担当の長谷川さん・石川さんは以下の4つを挙げています。

  • あらためてMIRAI生の「好き」を知ることで、皆のことを知りたい
  • 内心で思っているやりたいこと、野望を共有することで、実現へのファーストステップとしたい
  • やりたいことについて、実行の前段階のうちに軽くフィードバックし合いたい
  • 「好き」を膨らませることで、今後のキャリアにも繋げたい

「対話」は3〜4人の少人数グループで進められました。

研究に限らず、好きなこと・やりたいことを付箋に書き出して、順番に披露していきます。

相手の話を聞きながら、思いついたことや気づいたことはどんどんコメント。

声に出すだけではなく、付箋にしてコメントも残していきます。

あえてルールをガチガチに固めず、その場の雰囲気に応じて、臨機応変に対話が進められていきました。

ゼミが終わった後も、MIRAIでやりたいこと・できそうなことの話が続き、新しい試みが始まることを予感させるゼミとなりました。

最後に、担当者の2人からのコメントです。

皆が自由に話す時間を多くとれたことで、満足度の高い回となった。 自由に自分のことを話したり相手の話を聞く機会があればあるほど、今後の共同プロジェクトの萌芽が見られる気がした。

今回のゼミの中で共同プロジェクトの兆しが見られたからこそ、ゼミ後のフォローアップの必要性を感じた。 結局アイデアが出ても実行に移らない場合が多い。 TReNDセンターができて人が集まるようになったら話は別かもしれないが、NotionやDiscordを用いながらゼミ以外の場でコミュニケーションを続けるような仕組みがあればなお良い。

(石川)

これまでのゼミと少しカラーを変えて、企画者側があまりガチガチに内容を固めすぎないことで、自由度の高いゼミとなり、これまでにない高い満足感を得られた。

とはいえこうしたインプロヴィゼーション重視の企画・運営はこれまでに醸成されたMIRAI生同士の信頼関係あってこそ実践できるのであり、あまり一般化はできない。 即興性が求められるゼミは面白いが、その場合は企画者(だいたい二名)の役割分担をあらかじめ戦術的に構想する必要がある。

(長谷川)