MIRAIプログラム・コーディネーターの青井です。

11月9日に2023年度第7回のMIRAIゼミがおこなわれました。
10月に新しくメンバーが1人増えてから、初めてのゼミです。

なるべく新しい接点をMIRAI生同士でつくってもらおうと、後期に入り、グループの組み替えをおこないました。

今回ゼミを担当してくれたのは、國末さん(2期生)と沼畑さん(3期生)です。

今回のゼミでは「研究力強化」がテーマに掲げられました。
その中でも、焦点が当てられたのは、〈スケジュール管理〉でした。

前期のゼミでは、プレゼンテーションやアウトリーチ、共同プロジェクトなどが取り上げられてきました。
この傾向は、「研究を社会にどう伝えていくか」ということにMIRAI生の関心が向いている、というように評価できます。
一方、彼らは博士課程に在籍する学生ですから、当然博士論文の執筆を目標とした研究活動にも向き合わなければいけません。
ふだんはそれぞれ別のゼミに所属して研究をしている彼らですが、今回のゼミはお互いの研究スタイルを知るきっかけになったようです。

【当日のゼミ(グループワーク)の流れ】

《ラウンド1(10 min)》 
 「超理想プラン」を⽴てる (5 min) → グループ内共有(5 min)

《ラウンド2(20 min)》
 「超理想プラン」と「現実」の⽐較

   ーー メンバーチェンジ! ーー

《ラウンド3(20 min)》
 共有&「現実理想プラン」を⽴てる

《全体共有(30 min)》
 1⼈ずつ発表(1⼈3 min)

担当してくれたふたりの振り返りです。

今回のゼミでは、自身のスケジュール管理を見直し、相対化することを目的としたため、理想とするプランを最初に立て、ディスカッションを通じて現実的なプランを構築する流れで行いました。
一つとして同じ研究プランはなく、お互いの理想プランを見る中で様々な気付きがありました。
また、ディスカッションの過程では、スケジュール管理に有効なツールの紹介などの情報交換が行われ、期待以上の結果が得られたと思います。

一方で、ゼミの運営面においては、依然として多くの課題が残されています。
ハイブリッド開催の円滑な運営方法、時間配分について改善すべき点が見られました。
MIRAIゼミで培った経験は、非常勤で担当している授業でも活用する機会がこれまであったため、これから行われる他の班のゼミの運営方法を観察しつつ、今回の反省点の改善策を考え、学外で活用の機会を広げていきたいです。