2023年7月22日 (土) - 23日 (日) にかけてmiraiサマーキャンプを行いました。

場所は神奈川県相模市にある日相園で、東京外国語大学のある府中市より中央線・中央本線を使って2時間以内でアクセスすることができます。

22日 (土) 14:00 に最寄りの藤野駅に参加者8名が集合し、日相園へ足を運びました。

近くのスーパーマーケットでバーベキューの食材を購入し、16:00 ~ 18:00 にかけてゼミを実施。

18:00 よりBBQと花火を行いました。

kakoゼミで自分の研究史を振り返る

今回の合宿では、今の自分の研究に影響を与えた "過去" のことを紹介し合う ("miraiゼミ" ならぬ) "kakoゼミ" を行うことになりました。

日頃のmiraiゼミでは研究や社会といった "未来" のことを話し合っていますが、メンバーの過去のことを知らないため、発言やコメントの裏に隠れた意図が見えないという時がよくあります。

そのためmirai生の印象的な経験を知ることで、「なぜその人がそのように考えるのかのか」、そして「なぜその人がそのような研究をしているのか」といったことが自ずとわかるようになるのではないかと考え、今回のkakoゼミを実施するに至りました。

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まず3名・3名・2名の計3グループに分かれて、20分ほどかけて各々が模造紙に自分の過去の出来事を記入していきました。

次に各グループで一人ずつ発表し、これまで知らなかったmirai生の過去を知ることができました。

最後にグループ間で移動をして他のグループのメンバーの発表にも耳を傾けました。

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中でも多くのmirai生に共通しているものが「修士課程の時に研究の面で苦労した」ということでした。

どのような経験を通して今の各mirai生の研究スタンスや人格が形成されたのかということを各々が知ることができたと思います。

修士課程の時に「自分だけが変な道に迷ってしまった」と思っていたmirai生は案外多く、このkakoゼミで自分の過去を共有することで「これまで自分がやってきたことは決して間違ってはいなかった」と再認識することができました。

ゼミの後に行われたBBQでは、皆で乾杯をして雑談をしながら食事をし、花火で盛り上がりました。

日頃はmiraiゼミでしか会うことのないメンバーがkakoゼミを通して親睦を深められた二日間でした。

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執筆 : 吉武大輝(MIRAI一期生)