6月23日に2023年度のMIRAIゼミが実施されました。

担当者は石橋さん(2期生)・竹内さん(3期生)・吉武さん(1期生)です。

今回のゼミは「自分の研究を違う分野の人に説明して、議論を通して問いを深める」ことをテーマに企画されました。

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研究室や学会・研究会など、同じ分野の人を相手に自分の研究を説明する機会は多いですが、専門外の人となると、説明の機会は多いとは言えません。

このゼミでは、異分野の仲間たちが集まるMIRAIの場で、自分がどんな研究をしていて、どんなところが面白いのか、また、どのように役に立ちそうかなどを説明し合いました。

さらに、説明するだけでは終わらず、お互いにコメントをしあって、自分の研究の良いところや気が付かなかったところなどを見直していきました。

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【当日のゼミの流れ】

 1.何をするかの説明(10分)

 2.A3用紙に付箋を貼って自分の研究についての《暫定ポスター》を作成(10分)

 3.A・B・Cの3グループに分かれ、3〜4人ずつそれぞれ自分の研究について説明(25分)
   →お互いの研究について、説明のどの部分がわかりにくかったか、どこが面白いと思ったか、
    何に役立ちそうか、共通点はどこかなどをコメントし合う

 4.コメントを踏まえて、自分のポスターを修正・加筆(5分)

 5.メンバー編成を入れ替え、新しいメンバーでもう一度発表・コメント(25分)

 6.まとめ(5分)

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最後に、今回のゼミで企画の中心を担った石橋さんからの振り返りのコメントです。

今までのMIRAIゼミではお互いの共通する部分(プレゼンやキャリア構築など)については話し合ってきたが、研究内容について詳細にやりとりをする機会はなかった。今回は自身の研究を異分野の人に説明することで、自身の研究の価値や問いなどを深める良い機会になったのではないかと思う。また、発表を修正前と修正後に2回やることによって、発表内容をブラッシュアップできる機会も提供できたと思う。

しかし、教室を確保する都合上、ゼミの時間が1時間半とゼミの内容に対して時間が短く、議論が十分にできなかった。また、説明部分が長くなってしまったり、焦点が人によって違っていたりして、指示をもう少し細かく明確に出すべきだったかもしれない。

今回は予習なしでいきなり活動に入ってしまったが、内容によっては予習や準備の時間をゼミ前に設けることも必要ではないかと感じた。