2023年春学期の第1回目のMIRAIゼミが、5月17日(水)15:30-17:00に実施されました。

今回のテーマは、「共同プロジェクトをMIRAIで企画してみよう」です。

担当は港・小林(美)です。

今回のゼミでは、以下の2つの目標を設定しました。

① お互いの研究・興味関心・強みを知る
② ①を組み合わせてMIRAIプロジェクトの企画書を作成してみる

参加するMIRAI生には、自分の研究テーマや興味関心のあること、得意なこと、人と異なること(強み)、を事前に考えてもらいました。
それぞれをキーワード化して書き出してもらうための下準備です。

ゼミは5つのステップで構成しました。

  1. 自分の研究・興味関心・強みを付箋に記入(10分)
  2. 付箋に書き出したキーワードを説明(25分)
  3. 付箋を組み合わせてMIRAIプロジェクトの企画書を作成(30分)
  4. 企画をグループごとに発表(10分)
  5. まとめ

参加者11人を3つのグループに分けて、議論しました。みんなとても楽しそうな様子でした。

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最後に、模造紙にあらかじめ書いておいたフォーマットに従って付箋を貼り付けて、共同プロジェクトの企画書を各グループが作成しました。
それぞれが個性的でユニークなプロジェクトを発表しました。

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今回は早い段階からコーディネーターの先生に相談し、賛同してもらい、共同プロジェクトをテーマに取り上げることができました。
あらかじめテーマ(キーワード、条件)を決める+「実現可能性を考慮しない」で発想の枠を広げさせ、次のアクションを決めてもらう(口頭で約束する、など)ことを考えました。

「楽しい」と「学び」のバランスを意識して内容を構成しました。
付箋を人ごとに色分けして貼り付けてもらたり、「実現可能性は考えすぎない」ことを強調したりして、気楽な雰囲気を作ることができました。
論文や研究などから少し逸らすことも良かったと思います。

充実した発表だった一方で、議論の時の盛り上がりが十分に伝わりきらなかった点に、改善の余地があると感じました。
もっとゼミの結果を残せるような工夫や、議論の時の面白さを発表で伝わるような工夫などを次は試してみたいと思いました。
またゼミを通じて、指示を出すタイミングや、指示の量の程良さ、時間カウントなどでの道具の使い方など、テクニカル的なことも考えさせられ、今後目的やゴールに照らし合わせて意識したいです。

研究と直接関係していない他のイベントや、ワークショップなどからも、今回のゼミのアイディアやヒントをもらうことができました。
これらのイベントにも積極的に取り組むことが重要だと思います。

(文責:小林(美))