TUFS Cinema香港映画上映会 『作詞狂の詩』
東京外国語大学TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会・歴史・文化の理解を深めることを目的として行っています。
今回の香港映画上映会では、作詞家志望の少女を描く『作詞狂の詩』を通じて、作詞家が尊敬される香港特有の事情を紹介します。
開催情報 / EVENT INFORMATION
日時 2025年12月13日(土) 14:00開映 (13:30開場、17:00終了予定)
会場 東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール
プログラム / PROGRAM
- 映画『作詞狂の詩』本編上映(112分)
- 上映後解説
小栗 宏太(東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 ジュニア・フェロー) - 司会:倉田 明子(東京外国語大学准教授)
その他 入場無料、事前登録制、一般公開
共催:東京外国語大学TUFS Cinema
JSPS 23K25083「「中国式統治」と香港の変容」
協力:EDKO FILMS LIMITED
東京外国語大学多言語多文化共生センター
事前登録フォーム / Pre-Registration Form
事前登録制での開催となります。
Pre-registration is required for the TUFS Cinema screening.
登録フォーム / Registration Form
https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc251213form/
※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。
*You will receive an acceptance email to your registered email address after registering in the form. Please be prepared to present your registration email at the entrance on the day of the event. (No problem on smartphone screen)
※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。
*You can come to the event without pre-registering, but you will be asked to register at the entrance to the venue, so pre-registering will make it easier for you to enter. If the number of participants exceeds capacity, those who have pre-registered will be given priority.
作品紹介
『作詞狂の詩』
監督、脚本:黃綺琳(ノリス・ウォン)
プロデューサー:黄鐦
撮影監督:龐浩威
編集: 鍾家駿
美術・服飾デザイン: 陳妙玲
製作: 鬆鬆影視有限公司、鬆鬆台北有限公司
キャスト: 鍾雪瑩(ジョン・シュッイン)
葛民輝(エリック・コット)
陳毅燊(アンソン・チャン)
吳冰(サブリナ・ン)
鄧麗英(エミー・タン)
受賞歴等:第60回金馬賞(台湾)2部門ノミネート、第42回金像賞(香港)3部門ノミネート、同最優秀オリジナル・サウンドトラック賞受賞。2024年大阪アジアン映画祭上映作品。
2023年/香港(中国)/112分/広東語、台湾華語/日本語字幕/原題 填詞L(The Lyricist Wannabe)
あらすじ
『私のプリンス・エドワード』(2019)に継ぐ、黃綺琳(ノリス・ウォン)監督の長編2作目。高校生の羅穎詩(演:鍾雪瑩)は、広東語ポップスの作詞家になりたいという夢を抱き、作詞教室に通ったり、ネット上で同人作詞家として活動したり、ラジオ局でアルバイトをしたりとあの手この手でプロの作詞家デビューを目指す。進学、就職、恋愛の進展や友人関係の移り変わりなど、変化していくライフステージの中で夢を追い続ける主人公の作詞への一途な執着を軽妙なタッチで描く青春映画。
本作について
本作は、自身も作詞家を目指していた黃綺琳監督の実体験に根差しており、香港における音楽業界の裏側がリアルに描かれていることが魅力の作品である。
主人公を演じる鍾雪瑩は、国際的映画賞の受賞歴もある注目の若手俳優だが、「鍾説」のペンネームで活動するプロの作詞家でもある。
香港の広東語ポップスでは、声調とメロディを一致させることが求められるため、作詞家は言葉選びの特殊な技法を身につける必要がある。本作でも主人公がこの技法を学ぶ様子が丁寧に描かれており、世界のポピュラー音楽でも稀有な作詞技法を垣間見ることができるという点でも貴重な作品である。
上映後解説では、香港のポピュラー音楽を研究対象とする専門家が、この作詞技法について紹介するとともに、作詞家が「憧れの職業」として尊敬を集める香港特有の事情を解説する。
上映後解説
小栗 宏太 OGURI Kota
東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所 ジュニア・フェロー
香港ポピュラー文化研究者、文化人類学者。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所ジュニア・フェロー。著書に『香港残響:危機の時代のポピュラー文化』(東京外国語大学出版会、2024年)、その他論考に「Sorryここは香港だ:サイアクな街に響くヒップホップの快楽」(『季刊民族学』193号、2025年)、「広東語ポップスにおける声調とメロディの関係」(『WEB東方』2025年2月14日) など。
保育所のご案内
TUFS Cinema上映の間、2022年9月に東京外国語大学国際交流会館前に開園しました「PAL国際保育園@東京外大」にて一時保育のご利用が可能です。
PAL国際保育園@東京外大:https://seiwagakuen.ed.jp/pal/
一時保育をご希望の方は、以下のウェブページからお申し込みください。
一時保育申込:https://hirogariclub.studio.site/ichijihoiku
※事前に簡単な書類の提出とお子様の様子をお伝えいただく園児面談(オンライン可)がございます。
保育所の利用可能時間は月~土の7:00-19:00までです。
19:00以降に終了する上映会や、日曜に開催する上映会につきましては、
保育所をご利用いただけませんので、予めご了承ください。
【お問い合わせ先】
PAL国際保育園@東京外大
月~土 7:00~18:30
電話番号:042-306-9955
mail:paltufs[at]seiwagakuen.ed.jp([at] を @ に変えて送信してください)
担当:杉田
会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1
◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ 西武多摩川線「多磨」 駅下車 徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)
◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

キャンパスマップ
お問合せ先
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Email: tufscinema[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信してください)
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