2023年度博士人材育成コンソーシアムシンポジウム「ブンケイハカセがつくる新しいミライ」

ー研究の先に広がるミライ、考えますー

キャリアというと、なりたいものを決めてそこに向かって計画的に前進していく、といったイメージを持つかもしれませんが、実際はそのようなものとは限りません。研究者のように、「自分はどうありたいか」「何を考えていたいか」にこだわる人生はなおさらです。「ありたい自分」を生き続けられる場所は一つではありません。

おもしろい!好き!から始めた大学院での研究の日々。想像できる世界は大学に留まっていたかもしれません。しかし、世界が複雑な社会課題に直面する現在、社会の中では高度な研究経験と能力を身につけてきた博士人材が果たす役割への期待が高まっています。研究者としてのトレーニングが終わり社会に出たとき、研究は自己研鑽の文脈から、社会の中で求められ、引き受ける役割(仕事)という文脈に位置付けが変わります。自分の研究活動が社会の中でどのような場でどのような役割を負うことになっていくのか、研究活動がたどっていくその旅の軌跡、それがキャリアなのです。

大学院でのトレーニングを巣立った研究活動が通っていく場や役割の軌跡は想像する以上にさまざま。人の数だけ可能性は広がっています。その時に学生生活の中で身に着けた多様な力がどのような武器になりうるのでしょうか?

博士の活躍する場と役割の可能性を探るシンポジウム。
あなたの未来も一緒に考えてみませんか。

日時

2023年12月11日(月)14時00分開始 (受付は13時30分より開始予定です。)

場所

オンサイト)東京外国語大学アゴラ・グローバル プロメテウスホール
オンライン)Zoomにて実施 ※申込締切後に接続情報をお知らせします。

参加登録

以下のフォームより、ご登録ください。
【締切:2023年12月4日(月)】

https://forms.gle/fchrFMumC2F6yesZA

【タイムテーブル】

14:00-14:25 オープニング
 開会挨拶 本学学長 林 佳世子
 御来賓挨拶 文部科学省科学技術・学術政策局人材制作課人材政策推進室長 高見 暁子 様
 コンソーシアム活動報告 本学副学長 中山 俊秀

14:25-15:25 基調講演
(第1部)
 大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム
「社会課題解決実践を通した研究力の育成」
 大阪大学超域イノベーション博士課程プログラム部門長 松田 秀雄 様
「社会課題解決実践の経験から得たもの」
 株式会社資生堂 山脇 竹生 様
 公益財団法人堺市文化振興財団 常盤 成紀 様

(第2部)
「企業と大学の境界を超える -AIの社会実装に挑む-
 富士通株式会社富士通研究所AIトラスト研究センター 中尾 悠里 様

15:50-16:55 パネルディスカッション
「先輩たちからのキャリア経験から学ぶ」
 帝京大学経済学部国際経済学科専任講師 伊藤 寛了 様
 クロス・フィロソフィーズ株式会社代表 吉田 幸司 様
 帝京大学文学部日本文化学科助教 保田 那々子 様

16:55-17:00 クロージング
 閉会挨拶 本学総合国際学研究科長 鈴木 義一

主催

東京外国語大学多文化共生イノベーション研究育成フェローシップ(MIRAI)

お問い合わせ先

MIRAI推進室
 本件のお問い合わせは、以下のフォームの「質問」よりご連絡ください。   
 https://forms.gle/fchrFMumC2F6yesZA

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