連続市民講座:世界を学ぶ、世界を生きる(第8回)
「江戸を支えたバイオマス・エネルギー-薪炭の流通と徴税システム」

東京外国語大学と読売新聞立川支局は2023年4月から、共催企画による  全11回の連続市民講座「世界を学び、世界を生きる」  を開催します。担当するのは、主に東京外国語大学の教員です。講座を通して、私たちが生きている諸世界を学びつつ、その世界を生きていくことの意味を考え直していきたいと考えています。世界各地の歴史や文化から流動的な国際情勢まで、専門家がわかりやすくレクチャーします。多くの皆さまのご参加をお待ちしています。

第8回目は、「江戸を支えたバイオマス・エネルギー-薪炭の流通と徴税システム」と題して、本学の吉田ゆり子教授が講演します。

参加をご希望の方は、 下記登録フォームより事前登録をお願いします。 当日直接会場にお越しいただくことも可能ですが、定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先 しますのでご注意ください。

開催情報

日時  2023年12月9日(土)13:30~15:00(13:10開場

会場  東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール

プログラム

  • 講義:江戸を支えたバイオマス・エネルギー-薪炭の流通と徴税システム
    登壇者:吉田 ゆり子(東京外国語大学 教授)
  • 司会:久野 量一(東京外国語大学教授)

その他  参加無料、事前登録制(先着500名)

主催:東京外国語大学、読売新聞立川支局
協力:東京外国語大学出版会、東京外国語大学生活協同組合

事前登録フォーム

事前登録制での開催となります。

登録フォーム https://sanda.tufs.ac.jp/event/231209f/

※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。

登壇者のご紹介

吉田 ゆり子(よしだ ゆりこ)

専門は日本近世史。地域に残された古文書の調査研究から、普通の人々の日常の暮らしやものの考え方を明らかにし、日本の歴史を見直そうとしている。編著に『湊十分所史料集』(東京外国語大学出版会、2020年)、『画像史料論-世界史の読み方』(同、2014年)、著書に『兵と農の分離』(山川出版社、2008年)、『近世の家と女性』(山川出版社、2016年)など。

関連書籍の紹介

本講座に関連する書籍をご参考まで紹介します。

各回とも講座に関連する書籍を、当日会場入口にて販売(東京外国語大学出版会から刊行した書籍は15%割引)予定です。ぜひご利用ください。

『湊十分所史料集』

菱田忠義 吉田ゆり子 【編】
東京外国語大学出版会、2020年3月31日発売
【ISBN】978-4-904575-75-8 C3021
定価 18000円(税抜)

本の紹介:日本近世における河川交通と物流にともなう「徴税システム」を解き明かす、第一級の史料を翻刻。湊十分所とは、17世紀前期(寛永10年代)から明治6(1873)年まで、湊川河口の上総国天羽郡湊村(現在の千葉県富津市湊)に置かれ、周辺の村々から出される米穀をのぞく諸荷物に付加された税(十分一)を徴収するための役所である。ここに遺された役所の沿革・運営に関する文書や、実際の税徴収に関するもの、河川を往来する船の管理に関する文書など、655の貴重な史料を翻刻し、収録。

会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ  西武多摩川線「多磨」 駅下車  徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)

◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

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お問合せ先

月~金 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00
祝日・一斉休業期間(夏季・冬季一斉休業など)を除く

東京外国語大学 広報・社会連携課

TEL: 042-330-5150 
Email: koho[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信ください)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

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