TUFS Cinema南アジア映画特集「ムンナ兄貴とガンディー」

東京外国語大学TUFS Cinemaは、映画を通じ、世界の諸地域における社会・歴史・文化の理解を深めることを目的として行われています。今回のTUFS Cinema南アジア映画特集では、『きっと、うまくいく』で日本でも人気の高いラージクマール・ヒラニ監督の『ムンナ兄貴とガンディー』を上映し、現代社会に今も息づくガンディーの思想を解説とともにご紹介します。

開催情報

日時  2023年4月22日(土)14:00開映(13:30開場、17:15終了予定

会場  東京外国語大学 アゴラ・グローバル プロメテウス・ホール

プログラム

  • 映画『ムンナ兄貴とガンディー』本編上映
  • 解説:足立 享祐(東京外国語大学講師)
  • 司会:萬宮 健策(東京外国語大学准教授)

その他  入場無料、事前登録制(先着500名)、一般公開

主催:東京外国語大学TUFS Cinema、科学研究費補助金「南アジア地域における英語変種「ヒングリッシュ」の解明」研究代表者 萬宮 健策(18K18499)
協力:東京外国語大学多言語多文化共生センター、国立民族学博物館、東京外国語大学南アジア研究センター、Ms. Kyoko Dan、Vidhu Vinod Chopra Film Pvt.Ltd. / Director Rajkumar Hirani (India)

事前登録フォーム

事前登録制での開催となります。

登録フォーム ※満席のため受付を終了しました https://sanda.tufs.ac.jp/event/tc230422form/

※ フォーム登録後に登録メールアドレスに受付完了メールが届きます。当日、入口にて受付完了メールをご提示いただきますので、ご準備くださいますようお願い申し上げます(スマホ画面で問題ありません)。

※ 事前登録がなくてもご来場いただくことは可能ですが、会場入口で参加登録をしていただきますので、事前にご登録いただくとスムーズにご入場いただけます。定員を超える場合は、事前登録を済ませた方を優先させていただきます。

作品紹介

『ムンナ兄貴とガンディー』

監督  ラージクマール・ヒラニ
脚本  ラージクマール・ヒラニ
    ヴィドゥ・ヴィノード・チョプラ
    アヴィジャット・ジョーシ
撮影  C・K・ムラリーダラン
音楽  サンジャイ・ワンドレーカル
    シャンタヌ・モイトラ
編集  ラージクマール・ヒラニ
製作  Vidhu Vinod Chopra Films Pvt. Ltd.
出演  ムンナ兄貴 …… サンジャイ・ダット(『PK ピーケイ』)
    サーキット …… アルシャド・ワルシ
    ジャンヴィ …… ヴィディヤ・バラン(『女神は二度微笑む』)
    ラッキー・シン…ボーマン・イラニ(『きっと、うまくいく』)
    ガンディー …… ディリップ・プラバーワルカル

2006年/インド/144分/ヒンディー語/日本語字幕/原題:Lage Raho Munna Bhai

あらすじ

舞台はムンバイ。やくざ者のムンナ兄貴は、ラジオから聞こえる優しげな声のDJジャンヴィに夢中だ。ガンディー生誕記念日の10月2日、ムンナ兄貴はジャンヴィの姿を見たい一心で、ラジオ番組で開催されるクイズ大会への出演を志願した。なんとかジャンヴィに気に入られようと、ムンナ兄貴は寝食を忘れて生まれて初めて図書館に足を踏み入れ、ガンディーにまつわる書籍を貪るように読みあさったそんなある日のこと、とうの昔に亡くなったはずのガンディーがムンナの前に立ち現れるのだった。

本作について

『きっと、うまくいく(原題:3 idiots)』(2009)で知られる、ラージクマール・ヒラニ監督によるムンナー・バーイー・シリーズの2作目である本作は、エンターテインメント性に優れた娯楽映画でありながらも、インドの社会運動に大きな影響を与えた作品である。インド独立から数十年を経て、動もすれば堅苦しいものとなっていた伝統的な「ガンディー主義 Gāndhīvād」に対して、本作が新たに示した大衆的実践としての「ガンディーギリー(ガンディー的な行い)Gāndhīgirī」は流行語の1つとなった。また主人公たちが話す「ボンベイ・ヒンディー(ボンベイ訛りのヒンディー語)」による特徴的な台詞廻しも話題となった。インド映画界最大規模の映画賞であるナショナル・フィルム・アワードで金蓮賞など、映画賞を多数受賞。 (足立 享祐)

トークセッション登壇者のご紹介

足立 享祐 ADACHI Kyosuke

東京外国語大学世界言語社会教育センター講師。本学大学院博士後期課程単位取得退学後、ロンドン大学東洋アフリカ学院訪問研究員、本学非常勤講師(ヒンディー語・マラーティー語ほか)、東京大学特任研究員を経て、2021年度より本学講師。専門は南アジア地域研究、歴史学(インド近現代史)。

会場のご案内

◆〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

◆JR中央線「武蔵境」駅のりかえ  西武多摩川線「多磨」 駅下車  徒歩5分
(JR新宿駅から約40分)

◆京王電鉄「飛田給」駅北口より多磨駅行き京王バスにて約10分 「東京外国語大学前」下車

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お問合せ先

月~金 9:00 ~ 12:00、13:00 ~ 17:00
祝日・一斉休業期間(夏季・冬季一斉休業など)を除く

東京外国語大学 広報・社会連携課 TUFS Cinema 事務局

TEL: 042-330-5441 
Email: tufscinema[at]tufs.ac.jp([at] を @ に変えて送信ください)
〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

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