「現代ムスリム知識人の地域横断ネットワークに関する研究」2019年度第1回研究会
日時・場所
開催日:2019年6月23日(日)
開催時間:13:00-16:45
場所:東京外国語大学本郷サテライト3階セミナールーム
アクセス
プログラム
13:00-14:30 研究報告(1)
報告者:和崎 聖日(中部大学)「近現代中央アジアの宗務局とウラマー―国際交流と思想形成(仮)」
概要:本報告では,近現代中央アジアの宗務局に属していた,ないし属する体制と協調する立場のウラマーらに主に注目し,国際交流の歴史と現状を検討する。そのことにより,彼らの間で結果的に共有されることになったイスラームの思想的な特徴を考察してみたい。より具体的にはウズベキスタンでの例を取り上げる。
14:45-16:15 研究報告(2)
報告者:山根 聡(大阪大学)「南アジア・イスラーム復興思想の拡散にみる翻訳活動」
概要:現代イスラーム復興運動において,マウドゥーディーのジハード論をはじめとする一連の著作はウルドゥー語で執筆されていたため,この著作が南アジア以外で知られるようになるにはアラビア語など諸言語への翻訳が不可欠であった。本発表ではウルドゥー語の著作がいかにアラビア語に翻訳されたかを考察することで,イスラーム復興運動の拡散の一端を紹介する。
16:15-16:45 総合討論
その他
使用言語:日本語
参加費:無料
資料準備の都合上、参加をご希望の方は事前に下記のメールアドレスに一報いただければ幸いです。教室の収容人数の都合上、申し込み多数の場合はお断りする可能性がありますが,ご理解ください。
高尾 賢一郎:takaokncr[at]gmail.com([at]を@に置き換えてください)
主催
中東イスラーム研究拠点(人間文化研究機構「現代中東地域研究」事業
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