進路・就職・卒業生インタビュー
養成する人材像
国際的な視野から日本を総合的に学び、世界に向けて日本を発信する力や、多文化化する日本の問題解決に資する知識や協働力を備えた人材
想定される進路
卒業後の進路としては、グローバル企業、海外展開をする日本企業、地方自治体、中央官庁、国際機関、通訳や翻訳の仕事、観光や運輸関係の企業、出版・メディア関係の企業、日本語教育・日本文化に関わる国内外の教育・研究機関、中学・高校の国語科教師、大学院に進学し研究・調査の仕事などの目標が考えられます。
卒業生インタビュー
※記載の所属・肩書は、すべてインタビュー当時の情報です。
リン ユリエさん
国際日本学部 2024年3月卒業
アクセンチュア株式会社にてビジネスコンサルタントとして勤務
大学で学んだ他者とつながる愛と温かさを、言葉で届ける人になりたい
東京外大では言語の構造や深みを探究するだけでなく、母語の異なる学生同士がグループワークで友情を築く経験をするなど、「心をつなぐ方法」を学びました。また、先生や仲間との温かな交流から他者の世界を理解し尊重する大切さを知りました。大学で学んだことを生かし、異なる文化や価値観を持つ人々が心を通わせる瞬間を生み出せるよう日々取り組んでいます。
(インタビュー:2025年1月)
及川 雅大さん
国際日本学部 2023年3月卒業
マーシュ ジャパン株式会社にて保険・リスクコンサルタントとして勤務
保険とリスクマネジメントのグローバル専門人材へ
東京外大での一番の思い出は多様な国籍やバックグラウンドの同級生と過ごしたなにげない日常でしたが、振り返ると特別な日常でした。語学力と中高時代のアメリカ在住経験を生かし、日本企業の課題に取り組める環境を求めて現在の会社に就職しました。グローバルな保険市場で活躍できる人材を目指しています。
(インタビュー:2025年1月)
柴田 ももこさん
国際日本学部 2024年3月卒業
株式会社東京ドームにてコンサートや舞台などの管理担当として勤務
旺盛なチャレンジ精神と自ら動く姿勢が、新規事業開拓の強みに
私は国際日本学部新設のタイミングで入学したこともあり、手探りしつつも留学などあらゆる機会を逃さず積極的に挑戦する日々を過ごすことができました。その姿勢が現在、新しい仕事を呼び込むバイタリティーとして役立っています。培った知識やコミュニケーション能力を生かして、国内外の人が楽しめる新規事業開発やイベント企画を担当していきたいです。
(インタビュー:2025年1月)
岸 穂乃花さん
国際日本学部 2023年3月卒業
東映アニメーションにてアニメーション製作のアシスタント・プロデューサーとして勤務
留学生との協働経験が、制作現場での調整力に
初めて関わったアニメーション映画は『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』です。宣伝周りを担当していて、たとえば取材や舞台挨拶がスムーズに行えるように、手配などをするのが今の仕事です。作品を企画してお客様のもとに届けるまでには、多くのスタッフが関わっています。それぞれ違う立場、考えの人たちと一緒に働くことを楽しいと思えるのは、国際日本学部でさまざまな国の留学生と協力し合って課題に取り組んだ経験のおかげだと感謝しています。
(インタビュー:2024年1月)