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春の嵐の季節に

3月に入った。先日は強風の一日が過ぎてから「あれが春一番でした」と報じられたが、本日もなかなか荒れた天気であった。しかし本日最終日の石川真生さんの「大琉球写真絵巻展」、見逃すわけにはいかない。ギャラリートークの14時に間に合うように、だいたいの時間をはかって出かけた。東松山駅からのバスは日曜は運休。ひょっとして臨時バスなど?という淡い期待は破れ、やむなくタクシーに乗車。う、昨日までにみておけばよかったかと思いつつ、運ちゃんとおしゃべりしながら丸木美術館に向かってもらう。いよいよ美術館に近付き、細い道に入ると、えっっ? わがタクシーの前には何とたくさんのタクシーが列をなして美術館に向かっているではないか!マジ?!運ちゃんも「なんか、今日はすごいんですね」と驚いている。到着すると美術館は溢れんばかりの人だかりで、ごった返していた。すごい!
おそらく主催者の方々にも想定外だったのだろう。ギャラリートークも来場者が会場に入りきれず、会場の外側に並べられた椅子に座ったりその周辺に立ったりしながらマイクの音で声だけ聞くという形式になった。
石川さんの話しは過激で強く優しく、ユーモアたっぷりの見事なものだったので、マイクの音でも十分に楽しめた。
(最後近くに会場に進出してみたら、こんな感じだった)↓

そういえばこの町は、わが本務校名誉教授のU先生がお住まいのところだなーなどと思っていたのだが、ギャラリートークを聴きながら、ふと気づいたら目の前にU先生が!ビックリ!それと相次いで、U先生の御著作を出しているM社のN社長様の姿までも!そりゃそうか、たしかに石川さんの写真集も刊行されてますよね...。
ご挨拶し、帰りは近くの電車駅まで車で送っていただいてしまったりして(あら、にわかVIPなワタシ)恐縮であった。
最終日の駆け込みはなんだか濃密な一日となった。
ちなみに、今回の展覧会(絵巻パート3,4)は今日で終わりだが、ウェブ上では大琉球写真絵巻や石川真生さんのキーワードで、充実したインタヴューなども見ることができる。お勧めしたい(教えてくれたわがゼミ生H氏ありがとう)。またパート5を製作中とのこと。夏ごろには完成するそうなので、拙ブログを訪れてくださっているみなさまにも、ぜひごひいきに、よろしくお願いいたします~。

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2018年3月 4日 21:46に投稿されたエントリーのページです。

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