https://twitter.com/shine_sann
の2021/1/27 15:03 JSTのツイート
国旗売りの少女 「国旗、国旗はいりませんか」 ところが国旗は売れません。 「寒い...。そうだわ、この国旗を燃やせば...」 少女が国旗を燃やすと、火の向こうに赤いサイレンをつけたパトカーが透けて見えました。少女はパトカーに乗り、暖かい屋内で一晩を過ごしましたとさ。めでたしめでたし。
ストンと入ってくる小話ですが、私は、
https://twitter.com/nobusik
2021/1/27 16:12 JSTのツイート
「赤いサイレン」ってのが面白い。赤いのは回るランプ。通常の日本語では名前が無い。ろう者だったらパトライトって言うだろうけど。サイレンは音ですね。でも大体両方とも一緒に発生するから、一つのものとして認識されている。
と書きました。
ブッポウソウとコノハズク、冬虫夏草のように、
別々なものが、「1つのカテゴリー」で
認識されているという例ですね。
赤いのは、ぐるぐる回るランプで、
一般人の日本語では、命名が欠けている。
「パトカーの赤いランプ」
と説明的に言われたり、
「サイレン」
と言われたりするでしょう。
ろう者だったら、家庭に、
呼び鈴が押されたときに光る
同様のランプを設置している場合があるので、
それは「パトライト」と呼びます。
他方、「サイレン」と言うのは、
音の方ですね。
音とぐるぐる回る赤い光は
別なものなんだけど、
同時に見聞きすることが多いので
ひとまとめに認識されている。