某SNSのプロフィール欄から。
好みのタイプ: 癒される子
って書いている人がいました。
日本語の関係節(連体節)は、特別な標示無しに、
受身の斜格動作主を被修飾語とすることができるんですね。
英語のhealは、この文脈では、日本語の「癒す」の
訳語としては使えませんけど、無理やり当てはめてみると、
1) the girl/guy I get healed by
2) the girl/guy who/that heals me
の様になり、(1)の様に、斜格動作主であることを
前置詞byで示したり、(2)の様に、能動態で
表現することになります。
日本語の解釈の可能性としてはある、
3) the girl/guy who/that gets healed
は、ここでは適切ではありません。
そう考えると、日本語の関係節(連体節)は
なんともversatile(融通が利く??)で、
逆に言うと、文脈が無いと解釈しにくいと
言えそうです。