27日。
去年の夏書いた論文を、
今頃ですけど、
首都のろう学校の校長先生と、
全国ろう者協会の理事に
お送りしました。
やっぱり、「実力者」の
協力が無いと、
こういう調査も
続けていけませんから。
その後、本を一冊買って、
食堂で、アナツンガという
地元の葉野菜と豚肉の
炒め物で食事をしました。
午後は、調査協力者が来て、
調査を。
まあ、いっちばん最初の
2005年に、
ちょっとボタンの掛け違いが
ありまして。<笑>
手話を「調査・研究したい」
ということがうまく伝えられず、
手話を「学びたい」と伝えて
しまったので、
調査協力者は、
未だに、僕が手話ができるように
なりたいのだと考えています。
まあ、対象言語ができるに
越したことはないのですが、
誤解を恐れずに言うと、
言語学者は、対象言語ができなくても
「しくみ」などがわかれば
それで充分な面もあります。
でも、僕の協力者は、
僕が1つ1つの単語を覚えて
いかないと、赦してくれません。<笑>
まあ、まだまだ単語数は少ないんですけど、
でも、去年なんか、ろう者に、
「マダガスカルに移住して
通訳者になってくれ!」って
言われちゃいましたけどね。<笑>
でも、その前に、音声マダガスカル語が
そんなにできないんですけど。
英語や、日本語との間なら、
あるていど通訳できると思いますが。
(実際、英語との通訳は、
去年ちょっとやりました。)
今日は、協力者が、
マニオクで
ムフ・マンガハズというお菓子を
つくってきてくれました。
これから食べちゃいます。