【国際シンポジウム】
より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて
―職場をフィールドとするコミュニケーション研究―
【趣旨説明】
日本出身の社員と外国出身の社員が共に働く職場が増える中で、両者の より良いコミュニケーションの実現に向けて、私たち(企業関係者、日本 語教育や大学教育の関係者など)に何ができるでしょうか。本シンポジウ ムでは、職場をフィールドとする研究の結果から見えてくることを手がか りに、これからの課題を考えるためのきっかけづくりをしたいと思います。
日時:2020年11月21日(土) 13:00〜16:30 オンライン(定員300名)
参加費は無料です。
11月14日(土)までに事前登録をお願いします。ご登録いただいたメールアドレスに11月20日(金)までに、 Zoomのご案内をお送りします。
https://forms.gle/qQTvLf2MrjXPNczPA
サイトからの申込みがうまく行かない時は、チラシにあるQRコードをお試しいただくか、下記のアドレスにご連絡ください。
東京外国語大学 大津友美 otsu@tufs.ac.jp
【プログラム】
13:00 開会のご挨拶
13:05〜13:55 講演
Jon James Lynch(J-グローバル代表取締役)
コロナ禍における企業内異文化間コミュニケーションの現状
―異文化間コミュニケーションとコラボレーションを実現する方法―
14:00〜16:30 研究発表(7件)
1)工藤嘉名子(東京外国語大学)
業務を円滑に進める上で必要な「確認」とはどのようなものか
--会議場面における「確認します」に着目して--
2)大津友美(東京外国語大学)
指示の受け方に見られる外国人従業員のコミュニケーション上の課題
3)服部明子(三重大学)
会議の中での課題発見と解決のプロセス
-困難を示す発話「難しい」が現れたケースに焦点をあてて-
4)玉木麻里恵(東京外国語大学)
会議場面における現地コミュニケーターの役割
-在マレーシア日系企業の事例分析から見えるもの-
5)ルクマン・ハキム(インドネシア)
職場におけるインドネシア人技能実習生の宗教的実践
-ムスリム労働者受け入れの課題-
6)ピンスィー・スパンサー(タイ 日本学生支援機構)
大学と企業の日本語教育の連関を考える
-タイ人日本語人材のインタビューから分かること-
7)羅 曉勤(台湾 銘傳大学)
大学生へのビジネス日本語教育の新しい展望について
-ケースメソード教授法の導入を中心に-
16:30 開会 *閉会後に交流の場を設定する予定です。
共催:
東京外国語大学多言語多文化共生センター2020年度TUFS多文化共生活動
JSPS科研費18K000709「ASEAN日系企業における異文化間コミュニケーションの研究」(研究代表者:大津友美)
【国際シンポジウム】より良い企業内異文化間コミュニケーションの実現に向けて ー職場をフィールドとするコミュニケーション研究ー.pdf