新着情報

新着情報「検察における通訳とは(説明会)」を開催しました

2017.02.13

「検察における通訳とは(説明会)」を開催しました

 多言語・多文化教育研究センターでは、言語文化サポーター登録者※と在校生を対象に、通訳技術や多言語・多文化に関わる課題等を学ぶための研修を定期的に開催しています。
 今回は、検察庁で実際に取り調べを担当している部署の検事を講師にお招きし、検察庁とはどんなことをしている組織なのか、どういった場面で通訳が必要になるのかということを、具体例を交えてお話しいただきました。
 参加者はメモを取りながら熱心に参加し、質疑応答の時間を30分取ったにも関わらず、質問が多くて時間が足りない様子でした。アンケートでも「検察官の方からお話を伺うのは初めてで、捜査通訳がどういうものかだいぶイメージがわきました。」「一口に通訳と言っても様々な職場があると感じました。大学生にとっては、職業を探すうえでも非常に有用だと思います。」「質疑応答の時間を多くとってくださったので、多様な質問が出て、様々な観点から『検察における通訳』を学ぶことができました。」など、参考になったというご意見をたくさんいただきました。
 多言語・多文化教育研究センターでは、今後も様々な研修等を開催していく予定です。ご興味のある方は、ぜひセンターのメールマガジンにご登録ください。

言語文化サポーターは東外大卒業生、留学生、大学院生、教職員等で構成された組織で、1月末現在で89名が登録しています。

 ▼「検察における通訳とは(説明会)」報告はこちら.pdf


【研修概要】
〇日時:平成29年2月12日(日)14:00-16:00
〇場所:東京外国語大学 アゴラ・グローバル3階 プロジェクトスペース
〇講師:田中知子氏(東京地方検察庁公安部副部長)
〇参加者:26名(学部生10名を含む)