■テーマ別
まず,みなさんからいただいたレポートを,課題文献やテーマで大雑把に分類してみます(重複あり).
●ジェンダー,セクシュアリティ
- ジュディス・バトラー『ジェンダー・トラブル』(青土社)……3人
- 上野千鶴子『ナショナリズムとジェンダー』(青土社)
守中高明『脱構築』(思考のフロンティア,岩波書店).
スーザン・J.へックマン『ジェンダーと知』(大村書店)
- 井上輝子『女性学への招待』(有斐閣選書)
- 堤かなめ・窪田由紀編『ジェンダーを学ぶ』(海鳥社)
- 伊藤公雄『男性学』(作品社)……7人
- 西川祐子・荻野美穂編『[共同研究]男性論』(人文書院)
- K.ヴィンセントほか『ゲイ・スタディーズ』(青土社)……6人
●マイノリティ,ディアスポラ
- チャールズ・テイラーほか『マルチカルチュラリズム』(岩波書店)
- 村上由見子『アジア系アメリカ人』(中公新書)……2人
- フランツ・ファノン『黒い皮膚・白い仮面』(みすず書房)……2人
- 本田創造『アメリカ黒人の歴史』(岩波新書)
- ジョン・ホープ・フランクリン『人種と歴史――黒人歴史家のみたアメリカ社会』(岩波書店)
- 現代思想編集部(編)『ろう文化』(青土社)
- レイ・チョウ『ディアスポラの知識人』(青土社)……2人
- 別冊文藝『Asian Travellers』(河出書房)
- 劇団風琴工房
●差別
- 杉尾敏明・棚橋美代子『焼かれた「ちびくろサンボ」』(青木書店)
- ジョン・G・ラッセル『偏見と差別はどのようにつくられるか』(明石書店)
●ネーション
- ベネディクト・アンダーソン『想像の共同体』(NTT出版)
- 酒井直樹『死産される日本語・日本人』(新曜社)
- イ・ヨンスク『「国語」という思想』(岩波書店)
- ノーマ・フィールド『天皇の逝く国で』
- 田中伸尚『日の丸・君が代の戦後史』(岩波新書)……3人
- 小林よしのり『戦争論』(幻冬社)
『新・ゴーマニズム宣言(7)』(小学館)
小林よしのり×田原聡一郎『戦争論争戦』(ぶんか社)
- 姜尚中「脱冷戦と東アジア」(『現代思想』6月号)……3人
●メディア,表象,グローバリゼーション
- 吉見俊哉(編)『メディア・スタディーズ』(せりか書房)
- エドワード・サイード『オリエンタリズム』(平凡社)
- ジョン・トムリンソン『グローバリゼーション』(青土社)……2人
- デイヴィッド・ライアン『ポストモダニティ』(せりか書房)
- レイ・チョウ『プリミティヴへの情熱』(青土社)……2人
- DeMusik Inter.(編)『音の力』(インパクト出版会)
●ポピュラーカルチャー
- ジョン・フィスク『抵抗の快楽――ポピュラー・カルチャーの記号論』(世界思想社)
- 上野俊哉・毛利嘉孝『カルチュラル・スタディーズ入門』(ちくま新書)
- 『少女たちの女性史』
『女たちの十字路』
- 岡田斗司夫『オタク学入門』(太田出版),『東大オタク学講座』(講談社)
エチエンヌ・バラール『オタク・ジャポニカ』(河出書房新社)
- ジャクリーヌ・ベルント『マンガの国ニッポン』(花伝社)
- 宇多田ヒカル……2人
- 椎名林檎
- 「癒し系」
- 矢吹優子『Mr. Children の無意識』
●家族
- 西澤哲『子どものトラウマ』
早坂泰次郎『人間関係の心理学』
河合隼雄『家族関係を考える』(以上,講談社現代新書)
福祉士養成講座編集委員会編『福祉士養成講座――社会学』中央法規
- 映画『アメリカン・ビューティー』
●アート
- 新井信一『ゲルニカ物語』(岩波新書)
司修『美術と戦争』(岩波新書)
- 椹木野衣『日本・現代・美術』(新潮社)
- ポエトリー・リーディング
●文化論
- ピーター・フランクル『ニッポン列島タテ・ヨコ・ナナメ』
- 林雄二郎・鈴木孝夫ほか『日本語は国際語になるか』(TBSブリタニカ)
- 加藤周一対話集『「日本的」ということ』(かもがわ出版)
- K.ヴァン・ウォルフレン『人間を幸福にしない日本というシステム』(毎日新聞社)
E.サイデンステッカー『好きな日本・好きになれない日本』(広済堂出版)
- 洪思重『韓国人の美意識』(三修社)
村澤博人『顔の文化誌』(東京書籍)
『HOT CHILI PAPER』
- 田中克彦『名前と人間』(岩波新書)
映画『デカローグ』ほか
町田健『言語学が好きになる本』(研究社出版)
城生佰太郎、松崎寛『日本語らしさの言語学』(講談社)
M.ムシェロヴィチ、田村和子訳『クレスカ15歳 冬の終りに』(岩波書店)
鈴木孝夫『鈴木孝夫著作集1 ことばと文化――私の言語学』(岩波書店)
●映画
- 映画評
『告発の行方』『ステラ』『ドライビング・ミス・デイジー』『グリーンマイル』『ムーラン』『恋に落ちて』
●その他
- 売春と日本人の人権意識(婦人保護施設の状況など)
- 自治体の生涯学習政策
電子メールでの提出は13本.また別々のテーマで2本書いて提出してくれた学生もいました(ありがとう).
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