活動報告

Activity Reports

センターの活動報告です

夏季セミナー・大学院生サマースクール2016報告 「言語・文学・社会 ―国際日本研究の試みー」

7月19日(火)から21日(金)までの3日間、夏季セミナー2016「言語・文学・社会―国際日本研究の試み」が開催されました。国際日本研究センターが主催するこの夏季セミナーは今年で5回目を迎え、国内外から多くの参加者が集いました。

セミナーでは、海外の諸大学で日本語研究、日本の文化・社会研究を牽引する第一線の講師10名(タイ・シンガポール・韓国・中国・台湾)と受入れ中の博報財団の研究者(タイ)を迎え、センター教員を中心とする講師陣とともに、充実した講義が行われました。

さらに、サマースクール研究発表会も同時開催されました。日本で学ぶ大学院生28名、講師の方々とともに来日したタマサート大学(タイ)・シンガポール国立大学・韓国外国語大学校・中央大学校(韓国)・北京外国語大学・東海大学(台湾)・国立台湾大学・国立政治大学の大学院生14名に加え、開南大学(台湾)の大学院生も参加しました。国内からは本学の大学院生のほか、ISEP生(厦門大学)、筑波大学、国際基督教大学の大学院生も研究発表を行いました。この報告者43名にのぼるワークショップも今年で4回目を迎え、報告後は活発な質疑応答がなされました。

その後の大学院生の懇親会には90名ほどが参加し、会場のあちこちで人の輪が出来、今後、国際日本研究を担っていく若手研究者同士が親しく交流しました。また、会場を移して、海外の講師を囲み、熱心な議論と歓談の場がもたれました。

セミナーの延べ参加者数は14コマで約660名、4会場で行われた大学院生によるサマースクール研究発表会の参加者も延べ約640名にのぼりました。最終日にはサマースクール修了式も執り行われ、海外から参加した大学院生に修了書が手渡されました。ガレリアでの記念撮影の後、大学院生たちはそれぞれの場での研鑽と再会を誓い、名残を惜しみつつ帰国の途につきました。

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