活動報告

Activity Reports

センターの活動報告です

国際日本研究センター主催 夏季セミナー・サマースクール2015「言語・文化・社会―国際日本研究の試み」(2015年7月14-17日)

講師:
野田尚史氏(国立国語研究所)日本
徐一平氏(北京外国語大学)中国
金鐘徳氏(韓国外国語大学校)韓国
尹鎬淑氏(サイバー韓国外国語大学校)韓国
李吉鎔氏(韓国中央大学校)韓国
蕭幸君氏(台湾東海大学)台湾
笵淑文氏(国立台湾大学)台湾
徐翔生氏(国立政治大学)台湾
タサニー・メーターピスィット氏(タマサート大学)タイ
スコット・ヒスロップ氏(シンガポール国立大学)シンガポール
春名展生氏、成田節氏、小林幸江氏、中野敏男氏(東京外国語大学)日本

日時:2015年7月14日 - 17日(火 - 金)10:00-14:10
会場:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟102室、103室

※同時開催「サマースクール研究発表会」
日時:7月15日- 16日(水 - 木)7月15日(水)14:20-18:00、7月16日(木)14:20-17:30
会場:東京外国語大学府中キャンパス 研究講義棟104室、105室、106室

7月14日~17日にわたって、夏季セミナー2015「言語・文化・社会―国際日本研究の試み」が開催された。またこれにあわせて、国内外の大学院生の研究発表会とスタディツアーをあわせたサマースクールも開催された。

夏季セミナーは2012年から始まり、今年が4回目である。今回はゲスト講師として、野田尚史氏(国立国語研究所)、金鐘徳氏(韓国外国語大学)、尹鎬淑氏(サイバー韓国外国語大学校)、李吉鎔氏(韓国中央大学校)、蕭幸君氏(台湾東海大学)、タサニー・メーターピスィット氏(タマサート大学)、笵淑文氏(国立台湾大学)、徐翔生氏(国立政治大学)、徐一平氏(北京外国語大学)、スコット・ヒスロップ氏(シンガポール国立大学)の各氏。また本学からは春名展生氏、成田節氏、小林幸江氏、中野敏男氏の各教員が講義を担当した。それぞれ言語、文学、社会(教育・歴史も含む)各分野から、現在進行している研究テーマについて、刺激にあふれた講義が行われた。

国内外の大学院生の研究発表会であるサマースクールは一昨年から開始されたが、今回は38名の大学院生が参加。このうちアジアの各大学からは14名、国内からは本学学生のほかに、国際基督教大学から1名の参加があった。

サマースクールは研究領域に応じて3つの教室に分けて行われ、教員によるコメントや助言を含む質疑応答が熱心に交わされ、終了後、アジアから参加した大学院生には「、サマースクール修了証」が授与された。また今回の夏季セミナー・サマースクールは大学院博士前期課程の集中講義「国際日本研究入門Ⅰ・Ⅱ」としても開講された。4日間ののべ参加者数は1000名を超えた。

さらにサマースクールにあわせて、7月12日、13日に、海外から参加した院生を対象としたスタディ・ツアーも開催され、江戸東京博物館と府中の大國魂神社を見学し史跡に触れる機会となった。サマースクール終了後の7月16日には、円形食堂において、院生懇親会が、宮崎副学長、海外の院生のホームステイに協力いただいた関係者の方々の参加も得て、盛大に開催された。

さらに7月17日は午後からジャーナル国際編集顧問会議が開催され、ジャーナル発行に関する議事のほかに、夏季セミナーについての意見交換も行われた。

夏季セミナーの各講義はセンターのHPで見ることができる。また、大学院生の研究発表の要旨は国際日本研究センターのジャーナル第6号(2016年3月までに発行)に掲載されオンラインでも公開される。 (友常勉)

写真 (PDFファイル)

ポスター (PDFファイル)

 English page