活動報告

Activity Reports

センターの活動報告です

ミニシンポジウム「アジア映画における身体、イメージ、〈壁〉――『座頭市物語』、『中華女児』、『緋牡丹博徒 お竜参上』

比較日本文化部門・国際連携推進部門共催
日時:2015年1月29日 18:00~20:30
会場:研究講義棟2階227室

パネリスト:菅孝行 氏(劇作家、評論家、梅光学院大学)
      橋本雄一氏(東京外国語大学)

司会:友常勉 氏(東京外国語大学)

3つの映画について、コメンテーターは映画史的な背景を確認しながら、異形の身体とイメージ、ジェンダー、そして〈アジア〉に遍在する〈壁〉について問題提起した。さらに、任侠映画のヒロインが体現していた男たちの〈欲望〉と、それとは非対称的に、〈日本〉の戦後を告発する中国映画の位相、さらに映画づくりとは何かという問いまで、フロアーも含めて刺激的な討論が交わされた。参加者は10数名であったが、次の企画への熱い期待も寄せられた。(友常勉)

写真 (PDFファイル)

ポスター (PDFファイル)

 English page