場所:東京外国語大学 語学研究所 (研究講義棟4階419号室)
発表者および発表題目
南潤珍氏(本学大学院総合国際学研究院)
「類義関係からみた日本語と韓国語の語彙の対応関係」
高垣敏博氏(本学大学院総合国際学研究院)
「日本語とスペイン語の受動文」
井上優氏(国立国語研究所)
「言語研究における対照研究の位置づけについて」
南氏はご専門の韓国語と日本語について語彙の問題を、高垣氏はご専門のスペイン語と日本語について文法の問題をとりあげ、対照言語学的な観点から類似点や相違についてご発表くださった。井上氏は、対照研究のありかたや進め方について、日本語・中国語・韓国語の具体的な事実にもとづいた刺激的なご見解をお聞かせくださった。研究会には,本学教員・大学院生・学部学生のほか学外の方々も含め40名ほどの参加者があり,活発な質疑応答や意見交換が行われた。