ダウンロードして自由に使える教材

   東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターでは外国につながる子どもたちのための教材開発に取り組んでいます。日本において教科学習を進めるためには日本語が理解できなければいけませんが、現状は数多くの外国につながる子どもたちが日本語に苦労しながら学校で勉強をしています。
   そうした子どもたちの学習に役立てていただくため、これまでポルトガル語、フィリピン(タガログ)語を用いた教材を提供してきましたが、今回は南米スペイン語圏出身の子どもたちを対象にした、スペイン語を用いた漢字教材を作成しました。
   プロジェクト名は「プロジェクト・コンドル」。空を飛ぶ鳥の中で世界一大きいコンドルは南米を代表する鳥です。
   現在算数教材と漢字教材が利用できます。学校での活用はもちろんのこと、地域学習支援教室や家庭での学習にもお使いください。

《算数教材》
   在日ブラジル人児童のための算数教材をベースに「児童用」と「指導者用」の2種類を用意しました。児童はやさしい日本語で、イラストや母語の助けを借りながら算数を学ぶことができます。指導者は「指導ポイント&ヒント」で指導のコツがつかめます。

《漢字教材》
   楽しいイラストとスペイン語による説明がついた教材です。子どもたちが少しでも負担少なく楽しく漢字を学び、漢字に対して興味を持ってもらえれば幸いです。

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東京外国語大学
多言語・多文化教育研究センター
Tel: 042-330-5454
Fax: 042-330-5448