1. 研究科案内
1.1. 広報冊子
東京外国語大学 大学院の広報冊子を用意しています(日本語版のみ)。大学院のカリキュラムやキャンパスの情報、入試資料を掲載しています。
以下のサイトに記載された資料請求方法に従い依頼してください。
1.2. アドミッション・ポリシー
研究を遂行するために十分な語学力を持ち、世界諸地域の言語・文化・社会の仕組みを解明する諸学問分野や、国際的な諸問題を超域的な視点から扱う諸学問について、あらかじめ十分な基礎知識を修得していることが望まれます。また、グローバル化する世界の諸課題に対応するために、学際的・分野横断的な研究をも行いうる柔軟な思考力と強い問題意識を備えていることが期待されます。
詳しくは,以下を参照してください。
1.3. 講義の概要
博士前期課程(一般的なカリキュラムの流れ)
■主なカリキュラム
(短期海外留学)
(短期海外留学)
1年次
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春学期
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夏学期
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秋学期
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冬学期
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総合国際学基礎
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異文化交流ゼミ
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学術表現演習
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学術表現演習
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専門科目群
(研究)
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(研究)
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専門科目群
(研究)
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(研究)
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2年次
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春学期
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夏学期
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秋学期
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冬学期
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異文化交流ゼミ
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専門科目群
(研究)
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(研究)
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専門科目群
(研究)
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修士論文提出・審査
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(短期海外留学)
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「総合国際学基礎」では研究の方法を学びます。「異文化交流ゼミ」では大学院生同士で学びます。「学術表現演習」では研究に必要な言語能力を鍛えます。
「専門科目群」では専攻・コース別の専門授業を履修し,「修士論文提出・審査」で修士論文もしくは修士研究として研究を仕上げます。
夏学期や冬学期を利用して海外短期留学もできます(正規授業ではありません)。
大学院生を夏学期および冬学期に世界各地の本学協定校の関係分野の研究室に派遣し、研究力の向上に資する機会を提供する、「TUFS Joint Education Program」も利用できます。
指導教員と相談の上,科目等を決めて,カリキュラムを進めます。
講義詳細については、以下を参照してください。
1.4. 教育と研究の分野と特色
「カリキュラム・ポリシー」と「ディプロマ・ポリシー」をご覧ください。
2. 研究科の入試
2.1. 募集と入学時期
秋季募集と冬季募集があります。いずれも4月入学です。世界言語社会専攻(Peace and Conflict Studies コース)や国際日本専攻日本語教育リカレントコースでは,10月入学の別日程募集があります。特別選抜や社会人特別入試もあります。4.1.の「入学・入学試験に関する質問」を参照してください。
詳しくは, http://www.tufs.ac.jp/admission/pg/ を参照してください。
2.2. 過去問題の閲覧
博士前期課程
本学Webサイト「博士前期課程募集」ページの{過去問題(筆答試験)について}を御覧ください。
博士後期課程
過去問題の閲覧は行っていません。
3. 研究科の学務・教務
3.1. 学費
入学金
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282,000円
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授業料
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535,800円/年
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3.2. 留学生宿舎
本学には、宿舎(国際交流会館1号館~3号館)があります。1号館と2号館は留学生専用、3号館は日本人学生と留学生用の宿舎です。部屋数に限りがあり、必ず入居募集があるとは限りませんから、合格者は,合格通知書に同封される入学手続案内およびその他資料等を必ず確認してください。
詳しくは、下記で確認をしてください。
3.3. 入国手続・在留資格について
個人で査証を取得する必要がある場合は、大使館や総領事館等で<目的:短期滞在>等で申請してください。ただし、受験のための査証申請に際し、原則として本学から招聘状の発行等は行わないため、各自で準備を進めてください。
在留資格認定証明書は申請してから取得するまで1~2ヶ月かかるため、必要な人は合格後速やかに留学生課に問い合わせてください。合格者は,合格通知書に同封されている入学手続案内も確認してください。
詳しくは、下記で確認をしてください。
4. 研究科についてのQ&A(FAQ)
4.1. 入学・入学試験に関する質問
■博士前期課程
世界言語社会専攻
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言語文化コース
国際社会コース
Peace and Conflict Studiesコース
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4月入学
4月入学
10月入学
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国際日本専攻
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国際日本コース
日本語教育リカレントコース
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4月入学
10月入学
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■博士後期課程
世界言語社会専攻
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Peace and Conflict Studiesプログラム
その他のプログラム(4月入学入試受験者)
その他のプログラム(10月入学入試受験者)
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10月入学
4月入学
10月入学
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国際日本専攻
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4月入学入試受験者
10月入学入試受験者
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4月入学
10月入学
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共同サステイナビリティ研究専攻
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4月入学入試受験者
10月入学入試受験者
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4月入学
10月入学
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■博士前期課程
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{出願時期}
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推薦入試
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6月下旬~7月初旬
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書類審査の第1次選考を経て、口述試験を行う。受験時に、*入学予定年度の前年度に卒業(見込)でなければならない。
*例)2021年4月入学入試の場合: 2020年4月1日~2021年3月31日
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秋季募集
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9月中旬
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筆答試験と口述試験を行う。なお,日本語教育リカレントコースは口述試験のみ。
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冬季募集
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1月初旬
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世界言語社会専攻は、筆答試験と口述試験を行う。国際日本専攻は、書類審査の第1次選考を経て口述試験を行う。
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Peace and Conflict Studiesコース
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1月初旬~5月上旬
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口述試験のみ
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■博士後期課程
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{出願時期}
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4月入学入試
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11月中旬~下旬
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筆答試験と口述試験を行う。東京外国語大学を3月に卒業見込の者は、一部を除き筆答試験免除する。共同サステイナビリティ研究専攻は口述試験のみ。
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10月入学入試
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3月初旬~5月上旬
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筆答試験と口述試験を行う(海外在住者は、SKYPEを使用して行う)。世界言語社会専攻は出願に条件がある。共同サステイナビリティ研究専攻は口述試験のみ。
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募集要項の{入学者選抜方法}を御覧ください。なお、博士前期課程の筆答試験においては、入試課窓口で過去2年分の過去問題の閲覧が可能です。詳しくは、2.2節を御覧ください。
教員の著作・論文、ホームページ、大学院講義要綱等にて、自分の研究分野にあった教員をご検討ください。大学院の研究指導が可能かどうかは、本学Webサイト「研究者一覧」の{所属・担当}を選び、大学院前期課程もしくは大学院後期課程のタグをクリックするか、大学院案内に掲載されている教員一覧でご確認ください。
希望する教員と面識のない方については、出願前に希望する指導教員とのコンタクトを勧めています。自分の研究したい内容・領域について、その教員が専門的な研究指導が可能かどうか、また教員の状況(国外留学の予定があるなど)等をご確認ください。
出願前に希望指導教員とコンタクトを取ることは出来ますか?
大学のWebページ等でE-mailアドレスを公開している場合には、直接教員に連絡できます。E-mailが公開されていない場合は、本学住所へ、教員宛に手紙を送ってください。
語学試験のスコアを提出する場合、合格基準点等はありますか?
一部のものを除き、語学試験のスコアを求めるものの基準点は設けていません。
博士前期課程のPeace and Conflict Studiesコースを志願する場合は、募集要項に目安の点数を示しています。また、PGP-MEXT等、国費の奨学金を含む試験に出願する場合、別途基準が設けられる場合があります。必ず、該当する試験の募集要項を確認してください
本学の試験の制度上、条件を満たしたら筆答試験が免除になるものがあります。
■博士前期課程秋季募集
言語文化コース
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社会人特別選抜に出願した者は、一般選抜の試験科目「言語科目」が免除
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国際社会コース
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社会人特別選抜に出願した者は、一般選抜の試験科目「専門科目第二問」が免除
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■博士後期課程4月入学入試
世界言語社会専攻
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本学博士前期課程2年次に在籍中で3月に修了見込の者は、筆答試験が免除。ただし、そのうち「英語学」「英語教育学」「ドイツ言語論」「ドイツ言語文化論」を研究することを希望する者は、筆答試験を課す。
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国際日本専攻
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本学博士前期課程2年次に在籍中で3月に修了見込の者は、筆答試験が免除。ただし、そのうち日本語教育リカレントコース所属の者は、筆答試験を課す。
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共同サステイナビリティ研究専攻
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筆答試験はありません。
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■博士後期課程10月入学入試
世界言語社会専攻
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本学博士前期課程2年次に在籍中で9月に修了見込の者は、筆答試験が免除。ただし、そのうち「英語学」「英語教育学」「ドイツ言語論」「ドイツ言語文化論」を研究することを希望する者は、筆答試験を課す。
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国際日本専攻
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本学博士前期課程2年次に在籍中で9月に修了見込の者は、筆答試験が免除。ただし、そのうち日本語教育リカレントコース所属の者は、筆答試験を課す。
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共同サステイナビリティ研究専攻
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筆答試験はありません。
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4.2. 出願に関する質問
募集要項をご確認ください。なお、おおまかには、以下のとおりです。
博士前期課程
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学部レベルの課程(16年目の課程)を修了(見込)で、学士相当の学位を取得(見込)の者
※外国の学部レベルの課程の場合は、「3年以上の課程を修了(見込)かつ、その課程を修了することで学士に相当する学位を取得(見込)の者も含まれる。
※学士の学位が取得できない15年の課程を修了し、1年間研究生をしていた者の出願資格審査申請は受け付けないので注意すること。
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博士後期課程
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修士に相当する学位を取得(見込)の者
※世界言語社会専攻10月入学については、おおまかに以下の者の出願を認める。 ①PCSプログラムに出願する者 ②地理的に海外にある国際機関に勤めている社会人の者 ③希望指導教員に出願の承諾を得ている者 (募集要項記載の④については、コチュテル{博士共同指導}の協定に基づき本学に入学する予定の者が主な対象である。)
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志願票など、所定用紙に書ききれない場合には、別紙を添付しても良いでしょうか。また、提出書類以外の資料等を添付することはできますか。
所定用紙に書ききれない場合は、別紙を添付しても結構です。ただし、なるべく所定用紙に書ききるようにしてください。また、提出書類以外の資料については、試験時の資料とはなりませんが、出願時に念の為に同封することは禁止していません。
出願書類や英語試験(TOEFL 等)の結果等の書類が到着しているか確認はできますか?
追跡番号を確認のうえ、ご自身で、使用した配送業者のWebサイト等で追跡確認をしてください。なお、英語試験の結果等の別送書類の場合、出願時間近に本学へ到着するよう依頼をしている場合は、提出書類の中に「〇月×日に依頼をしている」旨記載したメモを同封してください。
募集要項記載のとおり、受理後は一切返却しません。一生に一枚しか発行されない書類を提出する場合は、必ずその書類を原本証明した認証コピーを提出してください。
※受理されてなかった場合、出願期間終了後一週間以内に返却の連絡をいただければ返却処理を行います。期間を過ぎたら破棄しますので、ご注意ください。
※検定料を振り込んだが、出願をしなかった方については、入試課までご連絡ください。
過去の入試で不合格になった場合でも、再度出願することはできますか?
博士前期課程推薦入試は学部4年生を対象としているため、卒業した場合は再度出願することはできませんが、留年して引き続き4年生になる者や、その他の試験については、再度出願することはできます。
卒業した(する見込みの)学部と希望する研究科が異なるのですが、出願できますか?
出願時において、考慮することはありませんので、記載事項や提出書類に問題がなければ受理します。ただし、研究科で研究する内容に関する知識は、本学の学部レベルをクリアしている必要があるため、研究計画書や提出論文等でその能力があることを示してください。
4.3. 募集要項、パンフレット、過去問題等に関する質問
募集要項やパンフレットはどのように入手すればよいですか?
■本学Webサイトでご覧になる場合
■冊子をお求めになる場合:
1)本学入試課窓口(府中キャンパスのみ)にて配布しています。
2)(日本国内のみ)
以下のサイトのとおり、資料請求をしてください。
■博士前期課程
本学入試課窓口(府中キャンパス)で{閲覧}の申請が可能です。
※配布は行っていません。
※貸出し当日の17時までにご返却いただく必要があります。
※貸出し中は、*身分証明証を入試課にてお預かりします。返却時にお返しします。
*学生証や健康保険証など。
■博士後期課程
出願者の研究内容等に合わせて作題されるため、過去問題は置いていません。
行っています。「大学院進学説明会」のページにアクセスしてください。日時等が決定次第、更新いたします。
下記を参照してください。
4.4. 学費、奨学制度、留学、就職等に関する質問
大学院への入学に必要な費用はどのくらいかかりますか?
以下のとおりです。
検定料
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30,000円
(博士前期課程PCSコースにおいて、外国籍の方は10,000円です。)
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入学料
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282,000円
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学生教育研究災害傷害保険(以下、学研災)
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2,430円(博士前期)
3,620円(博士後期)
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学生後援会費(博士前期のみ)
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20,000円
(後援会費を振り込んだ方は、学研災および特約を含む3保険の料金が不要になります。)
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入学後に必要となる費用
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535,800円/年(授業料)
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本学独自のものや、地方公共団体の奨学金などがあります。
詳細は、下記を参照してください。(それぞれ、支給には条件があります。)
4.5. 外国人留学生に関する質問
海外在住なのですが、受験の際の入国や合格後(入学時)の入国、在留資格の取得はどのようにすればよいですか?
■受験で来日する場合
個人で査証を取得する必要がある場合は、大使館や総領事館等で<目的:短期滞在>等で申請してください。ただし、受験のための査証申請に際し、原則として本学から招聘状の発行等は行わないため、各自で準備を進めてください。
■入学のため来日する場合
在留資格認定証明書は申請してから取得するまで1~2ヶ月かかるため、必要な人は合格後速やかに留学生課に問い合わせてください。合格者は,合格通知書に同封されている入学手続案内も確認してください。
詳しくは、下記で確認をしてください。
海外の大学(院)出身です。証明書の翻訳は必要ですか?
日本語、英語、中国語以外で書かれた証明書は、翻訳が必要です。募集要項を必ず確認してください。
母語が英語、あるいは英語圏の出身なのですが、語学試験の提出は必要ですか?
■博士前期課程推薦入試
必要です。{英語もしくは研究計画に則した言語の検定試験証明書}
■博士前期課程PCSコース及び博士後期課程PCSプログラム
英語が母語である者は不要です。なお、カリキュラムの日常使用言語が英語の大学を卒業/修了した(もしくは予定の)者も不要ですが、大学から発行された、日常使用言語が英語であることの証明書が必要です。
4.6. その他の質問
あります。以下をご確認ください。
■日本国籍の方
4月入学と10月入学があります。詳細は以下のとおりです。
募集していない時期については、参考までに終了した直近の募集要項を掲載していますので、確認のうえ、出願に備えてください。
ご不明な点は、入試課入学試験係(TEL:042-330-5179)までご連絡ください。
■外国籍の方
詳細は以下のとおりです。
受け入れ基準や注意すべき事項があるので、情報が更新される前からご確認のうえ、出願に備えてください。
(情報に変更がある可能性があるので、自身が出願する時期の募集要項は、必ず確認してください。)
ご不明な点は、留学生課留学生教育係(TEL:042-330-5184)までご連絡ください。