一年生対象、Windows XPにおけるペルシア語利用案内資料 |
Microsoft Word & Excelでのペルシア語入力 (PDF版はこちら) |
Windows XP日本語版におけるペルシア語入力上の問題点 (PDF版はこちら) |
イラン・ウェブリンクガイド |
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業績:
- 「近代性の一経験としての「西洋かぶれ」論:ジャラール・アーレ・アフマドの『西洋かぶれ』を中心に」(平成?年 度、 修士論文)
- 「(書評)坂本勉著『イスラーム巡礼』」(『イスラム世界』57号、pp.100-107)
- イ スラーム巡礼書評.pdf(44KB)
最近の問題関心:
- しばしば近代と西洋、およびそれらが有する諸価値と対立するものとして捉えられる「イスラーム原 理主義」や「イスラーム・イデオロギー」、「イスラーム復興主義」 などとさまざまに呼ばれるもの(このあいだ、アメリカで大変なテロがありましたが、 それに対して猪瀬直樹は「これは近代的価値と中世的・イスラーム的価値の戦いだ」 というようなことを某テレビ番組で言ってましたが)に不可避的に含まれる近代性と いうものを探ることで、近代とイスラーム、西洋世界とイスラーム世界という二分法 的な概念を解体し、「グローバルな近代性」に取り込まれたものとしての「イスラー ム原理主義」を提示していきたい、という野望というか「夢」を持っている者です。
業績:
- 書評:「Alice C. Hunsberger, Nasir Khusraw, the Ruby of Badakhshan: A Portrait of the Persian Poet, Traveller and Philosopher, I.B.Tauris/The Institute of Ismaili Studies, London/New York, 2000, xx+292p.」『オリエント』第44巻第2号(日本オリエント学会,2001年)196-202頁.
- 修士論文執筆段階で発表された本書は、英語による最初の「包括的」なナーセル・ホスロウ研究と銘打っているものの、一次資料以外 は英訳や欧文献に追うところが多く、特にペルシア語文献を殆ど参照していない点は致命的。この書評では著者の研究姿勢に関わるこうした問題点を指摘した。 一次資料の読み込みについても、およそ批判的なものとは言えず、どちらかと言えば一般向けの本で、アカデミックな匂いがしない。ハリー・ポッターに飽きた 高校生か、一般のイスマーイール派信者におすすめ。
- 修士論文題目:「イラン精神史におけるナーセル・ホスロウ像の検証」(平成14年度,文学修士)
最近の問題関心:
- 修士論文を修正しつつ、ナーセル・ホスロウに帰属させられる各著作の関係、伝記情報のより詳細な検証・整理を含む研究を進めてい る。
同時に、イランの思想史(イスラーム思想史ではない)の文脈における「バーティン派」およびイスマーイール派的な思想傾向の位置づけについて、19- 20世紀イランにおける啓蒙思想、近代化、ナショナリズムとの関わりから考察を進めている。
秘教的とされるイスマーイール派のシャリーア解釈および聖典観と、それがペルシア語文学・思想に及ぼした影響、また現代イランにおける民主化の問題が具 体的に顕現する場としての法解釈思想などを、「イラン」と「イスラーム」との関わりを軸に論じることができれば、と考えている。
自己PR:
- 言うのは簡単でも、やるのは大変。とにかく沢山のものを読みたい。
その他:
- MacOSXで動作するアラビア語・ペルシア語対応ワードプロセッサMellelについて(pdf)