Microsoft Word & Excelでのペルシア語入力

Wordの基本設定

初めに、右図「表示(V)」→「ツールバー(T)」→[ユーザー設定(C)」を選択します。下のウィンドウが表示されます。



上図ウィンドウの「コマンド(C)」タグを選択。左側のウィンドウから「書式」を選択し、右側のウィンドウを下へスクロール。「キーボードの言語」と「左から右へ」、「右から左へ」をそれぞれマウスの左ボタンを押しながら、アイコンメニューの書式欄へドラッグします。

以上の操作で、アイコンメニューにペルシア語を入力する環境が整います。



ペルシア語の数字については、次の操作をすると便利です。



初めに「挿入(I)から、「記号と特殊文字(S)」を選択します。「記号と特殊文字」のウィンドウが開きます。


ここでは「フォント(F)」を、「Times New Roman」に設定します。
「種類(U)」から「基本アラビア」を選択します。

左図は、表示内容を加工してありますので、実際のものとは異なりますが、色が反転している[۰]の部分が、ペルシア語のものです。その上の行にあるものは、アラビア語で良く使われるものです。数字の「4:۴,٤ 」「5:۵, ٥」「6:۶, ٦」に違いがあります。

ワードの場合、ペルシア語の数字にショートカットを設定できます。
図下部の「ショートカットキー(K)」を押します。 (以下次図)
「割り当てるキー」を任意のものにしますが、ここでは、Ctrlボタンを利用しています。
「۰」=Ctrl+0
「۱」=Ctrl+1
「۲」=Ctrl+2
「۳」=Ctrl+3
「۴」=Ctrl+4
「۵」=Ctrl+5
「۶」=Ctrl+6
「۷」=Ctrl+7
「۸」=Ctrl+8
「۹」=Ctrl+9

一つの割り当てごとに、「割り当て(A)」で登録します。「保存先(V)」は、特に他で使用している設定がなければ、どこでも構いません。


Excelの設定

Excel設定もWordに準じます。


Wordと同様、「表示(V)」→「ツールバー(T)」→[ユーザー設定(C)」を選択します。左のウィンドウが表示されます。
「コマンド(C)」タグを選択。左側のウィンドウから「書式」を選択し、右側のウィンドウを下へスクロール。「テキストの方向」をマウスの左ボタンを押しながら、アイコンメニューの書式欄へドラッグします。
シートの列表示を右向きに変更する必要がある場合、メニュー「ツール(T)」から「オプション(O)」を選択し、「インターナショナル」を選択します。
下図の点線で強調された「現在のシートを右から左へ表示する(W)」のチェックボックスをクリックし、「OK」ボタンを押します。




この操作を行うと、左のように列が逆向きに表示されるようになります。

ペルシア語の数字について
残念ながらExcelでは、Wordのようにペルシア語・アラビア語の数字を入力することはできません。変換表示させることはできますが、VBAの知識を必要とします。