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裸受動文

di-受動文」では、di-受動文は普通、動作主が3人称の場合に用いられ、動作主が1、2人称の場合には、裸受動文を用いると述べました。動作主が3人称の場合、通常 di-受動文が用いられますが、裸受動文が用いられることもあります。

裸受動文では、動作主が動詞の直前に来て、動詞の形は接頭辞 meN- が付かない形になります。-kan、-i など、その他の動詞接辞は、影響されません。kena迷惑受動文や di-受動文と違い、動作主は常に必要です。主語と述語の間に置かれる否定辞(tidak など)、助動詞(akan など)、副詞(selalu など)は動作主の前に来ることに注意が必要です。動作主と動詞が一つのまとまりを成していると考えるとよいでしょう。

被動作主 (A) (否定辞/助動詞/副詞)動作主 (B) 動詞.「Aを/はBは~する」

Keputusan SPM belum saya terima.
「SPMの結果を私はまだ受け取っていない。」
(cf. Saya belum menerima keputusan SPM.「私はSPMの結果をまだ受け取っていない。」
Ribuan terima kasih ingin saya ucapkan kepada semua.
「感謝の言葉を皆さんに述べさせていただきたいと思います。」(直訳:「何千ものありがとうを私は皆さんに述べたい。」)
(cf. Saya ingin mengucapkan ribuan terima kasih kepada semua.「私は何千ものありがとうをみなさんに述べたい。」
Kerjasama anda amat kami hargai.
「ご協力に大変感謝します。」(直訳:「あなたの協力を我々は大変感謝します。」)
(cf. Kami amat menghargai kerjasama anda.「我々はあなたの協力に大変感謝します。」

動作主が一部の単数代名詞の場合、代名詞が短縮形になり、動詞と一体化することもあります。

Buku itu sudah aku baca.
= Buku itu sudah kubaca.
「その本は僕はもう読みました。」
(cf. Aku sudah membaca buku itu. 「僕はその本をもう読みました。」)

代名詞の短縮形は下の表の通りです。前に付く形は、裸受動文の動作主として使います。一方、後に付く形は、他動詞および前置詞(oleh を含む)の目的語や 所有者を表す際に用います。

完全形 短縮形
前に付く形 後に付く形
1人称単数 aku ku- -ku
2人称 engkau kau- (-kau)
kamu -mu
3人称単数 dia -nya