« 2020年8月 | メイン | 2020年10月 »

2020年9月 アーカイブ

2020年9月 5日

スーパーショートノーティスにて...

今日言って予定が空いている人なんて、そうそういないのだが、本日下記のイベントがあります(笑)。

***
映画上映会「アンボンで何が裁かれたか」
(Blood Oath, Stephen Wallace監督、オーストラリア、1990年)
戦時下の1942年オランダ領アンボン島で日本軍がオーストラリア人の捕虜を虐殺した事件に関して、1945年12月に行われた裁判を描いた作品。戦争中での残虐行為の責任がどこにあるのか、また敗戦後の日本の立て直しについてアメリカとその他の連合国(ここではオーストラリア)の関係がどのような位置関係をとっていたかなどを、戦後間もなくまだむき出しの敵意と戦時の感覚が残る兵士らに語らせながら描き出す。AACTA (オーストラリアアカデミーオブシネマ&テレビアーツ)for best costume design, AACTA award for best soundなど受賞。オーストラリア制作だが日本人俳優が重要な役を演じており、日本でも上映されて話題となって、その後テレビ放映も行われた。

日時:2020年9月5日(土)15時30分~17時30分
(開場:15時15分、映画は108分)
場所:三鷹市元気創造プラザ4F生涯学習センターホール(現定員50名)
主催:三鷹市生涯学習自主グループ「市民社会の実現をめざす会」
共催:「戦争と外語生」プロジェクト(外大九条の会有志&中山智香子ゼミ有志)

そう、かつて拙ブログに少しご紹介した、「戦争と外語生」のイヴェントの一環で、上記映画の重要な登場人物のモデルが外語生なのである。ほんとうは大学のTUFSシネマでの上映を企画していたのだが、コロナ禍でふっとんでしまったー。もしも拙ブログを読んで、本日の夕方に時間がある!という奇特な方は、ぜひお出ましくださいませー。

2020年9月 8日

慣れてない仕事おこなふ;

8-9月にかけてとりかかった一つの仕事が、国際カール・ポランニー協会(International Karl Polanyi Society)のサイトに載せる短いエッセイ、「日本におけるポランニーの受容と影響」を書くことだった。ポランニー関係のテーマで何度も一緒にセッションを組み、2008年だったか、日本にも来てもらったクラウス・トマスベルガーさんが上記の協会設立に携わり、そこからのありがたい依頼である。世界のさまざまな国について書かれた連続エッセイの一環に入る。まーそれで普通に頑張って書いたわけだが、どのエッセイにも著者の写真がかなり大きく載っていて、それがどれもなかなかのクオリティ。いつもだったら本人写真は、手元にある集合写真から当方の部分をトリミングしてテキトーに提出しているのだが、これは失礼になるし、だいいちおかしいだろう...。
そんなわけで、もう何年も前に「週刊金曜日」インタヴューの際にたくさんの写真をとってくだった写真家I(のうえ治)さんに連絡をとり、そして友人のお嬢さんでメーキャップアーティストのI(なぜか同姓)さんにお仕事依頼をして、まさかの?!専門的写真撮影となった。女優かっ?!

事前に撮影場所や服装など、内容に合うのは(といったって何せ学者のオンパレードの内容で、ハナシが硬い)どんな感じかといろいろメールで相談、打ち合わせがあったが、結局大学のキャンパスでということに落ち着いた。撮影当日は快晴、というか酷暑、それもヘア担当さんの時間の都合などもあって炎天下の13時スタートに...。いやはや、慣れてない仕事でひどく緊張したが(それに撮影中を目撃したゼミ生にニヤニヤされて、まことにバツが悪いというかなんというか)、プロのみなさんの仕事に助けられ、おかげさまで無事に撮影できました!
 (左の矢印をクリックしてくださいませー)

内容をぱっと読みたい方のために、日本語訳もつくりましたー。
(※Karl Polanyi in Japan (trsl).pdf

About 2020年9月

2020年9月にブログ「Virtual LoungeCN」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2020年8月です。

次のアーカイブは2020年10月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。