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2017年6月 アーカイブ

2017年6月 1日

思いがけなかったこと

お久しぶりでございますー。かつてからの拙ブログをゆるく継続する、とお知らせさせていただいてから一か月弱、たまたまGSLのイベント準備中ということもあってそちらのお知らせ事項が多く、こちらはずいぶんご無沙汰してしまった。
それでもGSLの方は若い人に(卒業生のYリ、ありがとう!)デザインをお願いしたので格好良く仕上がっており、こちらをきりっと運営できていれば、当方もワンランクアップだな!とひそかに鼻を高くしていた(低レベルのプライドだが...)。
だが昨日、ゼミ生某Y氏いわく、当方のページがかっこよすぎるのはちょっと違うと。どええええ?!せっかく頑張ったのにいい?!(デザイン頼んでおいてどこを頑張ったのか?というなかれ。変身する勇気です、勇気。)
まあ、背伸びして投稿が減少したという側面がないわけではない...。というわけであっさり脱力して、久しぶりに休息のブログを書きたくなったわけでした。ちゃんちゃん。

昨日は大学がボート大会で全授業休講だったため、われらが3年ゼミは今年の共通テーマ「監獄」にひきつけて勉強遠足をした。近々これについてもご報告いたしますー。
とりあえず、しゃっしーん!

2017年6月 6日

自治の兆し(ホントか?)

今朝、出勤していつもの506B共同研究室を開けたら、あっっっ!部屋が美しくなっている!!

後にきけば、昨日3年ゼミのYくん、Iくんが遅くまで片付けてくれたとのこと。すごい!本日のゼミ前後に集まったゼミ生諸氏からも、部屋が倍ぐらいに感じられると絶賛の嵐であった。

2017年6月 9日

新しい風

先日は、某A紙からインタヴューをしていただき(およそ三年ぶりだそうで、ありがとうございます)、思うところをあれこれお話しさせていただいた。ちょうどここ三年ほど喪中であったが、そろそろ明けた感じである。たまたまその後、夕方にはUKのヒップホップの初期の歴史に関する特別レクチャーが学内であったので聴きに行き、やっぱ文化は路上だよなあと、あらためて思ったりした。
ところで、路上で語るなら今はコレ、誰かから聞いたらその後新聞報道などもされている、目下人気急上昇中のコッカイオンドクである。やり方は簡単で効果バツグン!などというと安っぽい広告みたいだがー。マテリアルが拾えるように、ちゃんとサイトもある。
https://believe-j.jimdo.com/
この週末には全国各地で開催されるようだ(当方も学会の仕事終わったら、近くの開催地に行ってみる予定。雨が降らなければ、屋外がいいなー)。

2017年6月11日

イカ学

そんなわけで(?)6月は今年も政治の季節と化してきた。昨今の情勢を受け、これはあまりに酷いと思う弁護士と学者が声明を出すというので、当方も呼びかけ人の末席に加わりましたー。「略称・怒れる学者と弁護士の会」もっと略して(やらなくていいが)「イカ学」、うぬ!これでは「イカれた学者の会」に見える(当たってる...?)。正式名称は「権力の私物化と共謀罪に怒り加計学園疑惑の真相究明を求める学者と弁護士の会」、うああああ、長ーい!
緊急声明ということで、いそぎHPも作られた。はい、下記です。他にも経済学者たちの声明もあるそうだ(こっちは声かからなかった...。ははは)
http://scholars-lawyers-united-for-truth.strikingly.com/

賛同・応援・拡散など、どうぞよろしくお願いいたします!即刻ヨロシク!

シロガネーゼも

案の定、学会の仕事は長くかかったのだが、それでも19時半から開催されたコッカイオンドク@白金台には少し遅れただけで滑り込むことができた。おお、やってるやってる。ちゃんとテキストや議員名札なども用意されており、観客も結構たくさん来ている。某M日新聞の取材も入っていたので、明日の朝刊に掲載されるだろうか。

法相役や首相役はともかく、次々とオンドクに立つのは、美しくはきはきとした女性たちが中心である。シロガネーゼ(なぜ当方が文字変換すると「城がねえぜ!」という、やさぐれた侍か浪人みたいな文字がでるんだろう...。ちなみに白金はシロカネと濁らずに読むので、命名者の誤解によるらしいのだがー)のみなさまも、昨今の事態に怒っているのだとわかり、意を強くする。主催者のWさんにうかがったところ、この企画だけでなく22世紀を見据えて(「22世紀に残すもの」と題して)持続的に諸企画・諸活動を行っているとのこと。そして今確認してわかったのだが、本日のイベントには、コッカイオンドクの発案者にして初実施者でもある方が来ていたのだった!!うおおっ、そうと知らずに豪華!(愚)しかし今日は、全国各地でいくつも小さなパロディ空間が出現していたかと思うと、ちょっといい感じである。権力を笑い飛ばせ!は社会の風通しの古典的なバロメーターである。

2017年6月19日

路上から星を

この間、何度も夕暮れのコッカイ前に行ったので、「路上から星を見る」はフツーに日常だったりしたのだが、そうではなくただいま佐倉の川村美術館でやっているヴォルス展「路上から宇宙へ」である。わが教養の師匠H先生のお勧めであり、7月2日までの会期中に何とか見に行くことができた。

はいっ、こんな感じ。水彩が似合うが、ドローイングも写真もなかなか良い。油彩画もある。さらにいえば彼はバイオリンも弾き、文章も書いた。これらをまとめることなく「サーカス・ヴォルス」を自称しながら独学で表現し続けて30代で死去。といえば気楽に聞こえるかもしれないが、サーカスの概念にひきつけて考えたのは捕らわれて収容所暮らしの最中であり、壮絶な時代を淡々と、ひっそりと片隅で生きた一人であった。路上主義者(なんじゃそりゃ)としては大いに共感するところである。
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カシ(地名:カシスとも)では、石、さかな、
ルーペから覗いた岩たち、
海の塩や空が
わたしに人生の重大事を忘れさせてくれた。
...
で始まる断章などは、詩的でもあって心洗われる。佐倉はちょっと遠いが、ご関心の向きにはぜひ!
あ!あとGSLのイベントも今週末からなので、よろしくお願いいたしますー。実は準備が佳境ですー(ははは;)。

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