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2013年11月 アーカイブ

2013年11月 7日

ザ・ジャパンタイムズに

突然ですが、昨日(2013年11月6日)付のThe Japan Timesにコラムのようなものを載せていただいております。(顔写真入り。てへ)これから月に一回のペースで書かせていただくことになりました。経緯はまた近々拙ブログにてお話しさせていただくとして、取り急ぎお知らせのみにて失礼いたしますー。

2013年11月 9日

小文掲載

拙ブログにはたびたび書かせていただいているが、親書刊行以来、いくつかのところから原稿依頼や講演依頼をいただき、その記録がそこそこたまってきた。ジャパンタイムズのコラムも書かせていただくことになったので、ひょっとしてこういうのをまとめてお読みいただくことができる場所を提供したら!とようやく思い至り、拙HPにそういう場所を作ってみました!が!PDFがうまく読めない状態のようである。ひゅるー すみませーん。だんだん上達していきますんで今日のところはこの辺で...

で、ジャパンタイムズである。コラムの前任者は京都の経済学者S和先生、これから同時進行の執筆者にY口二郎さんというお話しをきいて、ひょえーひょえー大変なことじゃああ とびびりまくっていたが、始まってしまえば、とにかく、ええ、やるしかありません。ちなみにこの秋からThe New York Timesと一緒になったというので、どんな具合かとおもっていたが、要するにセット販売(200円也)である。ひょっとしてthe New York Timesを読む人が読んでくれるんじゃ?とあらぬ期待をしたが、いや、これはおそらく本部からinternational 版を世界各地に届けるという戦略にすぎないのだろう。本部の人が現地のセットものを読むとは考えにくい。のみならず、日本でThe New York Times が目当ての人もThe Japan Times を折り込み広告のように捨てるだけかもしれないという不安が... 
いずれにせよ、一度掲載していただいて何となく感じがわかった。ネイティブのエディターさんの手の入れ方からも学ぶこと大(訂正箇所に、彼らが日本の執筆者や社会をどう見ているかがにじむのだった)。がんばりますー。

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はい、先日はいわゆる誕生日でした。院生某氏が祝いのケーキを買って来てくれた。ありがとうーん。(一緒に祝ってもらおうと自分でも持参したのだが不要になった)

2013年11月22日

日比谷野音、あふれる

昨日はW大に非常勤に行った後ダッシュで帰宅し、デモグッズ(プチ拡声器。意外とかさばるので初めから持参はできず。センセイモードからデモ・モードへ着替えの時間はなかった)を持って日比谷野音に向かった。開始の18時半ちょっとすぎぐらいに到着すると、あたりには数々のノボリ旗がひしめき人々がごった返して、当の野音付近はものすごい混雑である。中が満員だったためか入口が閉鎖されている。しかし会場外でもスピーチはよく聞こえるので、ごった返す人々とともに拍手を送りながら聞いた。法学の先生やジャーナリスト団体の代表者のスピーチもあって、この法案と審議プロセスがいかにひどいかあらためて明らかになる。19時半には閉会して銀座デモと国会請願デモの二手に分かれた。というか主催者の想定を超えた人数だったようであり、出発するまでにずいぶんと時間がかかった。主催者発表1万人といっていたが、もっといたのではないか。待ちに待って国会請願デモの列に加わった。宣伝カーから流れるシュプレヒコールに合わせてコールをしながら行進。ところが国会付近に来ると「請願モードになりますから」とのことで宣伝カーが終了した。は?? それでも当方のいた場所にはノリのいいお兄さんたちがいて、「情報隠すな」「悪法反対」「悪法廃案」と地声で叫んでくれたため、付近の人びとは盛り上がってコールを続けた。衆議院や参議院の建物前には○民党や○産党などの議員さんたちが群を成して正装で(ていうかいつも背広、スーツなんだろうな)待っていらして、そこでだけは華やかなシュプレヒコールがあがった。市民のひとりとしては政党が絡むと気持ちがしぼむが、事態が緊急なので、とにかく議員のみなさんにがんばってもらわなければならない。
参加者はいつもながら年齢やや高め平均だが(再び戦争の時代に入ってはいけない、という言葉がリアリティを持つ世代)、昨晩はトレンチコート姿などの仕事人(報道関係?)らしき人びとも多かった。若者が少なめなのは具体的な危機をイメージしにくいからだろうか、しかし実はネットなどを通じた自己表現も規制されるので関係大ありなのだ。とはいえ彼らが就職などのためブラックリストに載るのを恐れるのもわかる。うぬ。よし、まかせなさい、まずは大人ががんばるから! 

2013年11月20日

外堀を埋めようとする力に対して

このところ大いに問題になっていることで今更でもあるが、特定秘密保護法、これはほんとうによろしくない。世界ではウィキリークスにつづいてスノーデン氏のこともあり、こっそり行っていたことがあれこれ明るみに出て物議を醸し、結果的には、盗聴など一線を越えた情報取得はまずいと認知されつつある。ところが日本では何が明かされるか心底ビクビクして、とにかくその外堀を埋めようということなのだろう。世界の流れに逆行する方向に突き進んでいる。「何が秘密か明らかにしない」「情報請求をした者も処罰対象にする」ことが批判されるが、もちろん隠す側からすれば「これが秘密ですよ」と示せば、もはやなかば秘密でないに等しく、情報が請求されるときにはすでに中身の怪しさがなかば明らかになってしまっている。だからこのような法案になるし、つまりはこの法案そのものがまずいのである。このところ原発再稼働に向けた動きや原発輸出、TPPととんでもない話がテンコ盛りで文字通り「やりきれない」のだが、これらに関しても秘密裡におかしな方向を進めるこの法案に対して、とにかく声をあげなければならない。
先週だったか(たぶん14日だったのだろう)夕刻に新宿を歩いていたら、盛大な街頭キャンペーンをやっていて、ビラをもらった。明日21日夕刻に集会があるそうだ。
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夕方の集会なので平日だが参加しやすい。ちなみにわれらがデモ友たちの現場の調布付近では、連日の抗議行動が展開されている。なかなか忙しくて参加できないが、心からエールを送る。

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