« 2010年11月 | メイン | 2011年1月 »

2010年12月 アーカイブ

2010年12月 4日

関西出張2

先週の大阪出張で日帰りはしんどいと認識し、昨日の名古屋大での研究会&打ち合わせ後も東京へ帰らずに、明日の京都での仕事に備えて(?というか、これで日帰りしたら週末に新幹線で二往復、そりゃアホだろうと気づき)、その中間の某地のホテルにこもっている。ちょうど『北京のアダム・スミス』の再校ゲラが出たので、フルセットで持ってきた。昨晩中に「訳者あとがき」を書き終わり、今日はゲラ校正を出来る限り進める予定だったが、日も暮れた今しがた、なぜかまだ第一章の校正をしている!いかん、ずっとやっているのに遅すぎる!と、発狂しそうな気分になったので、気晴らしにブログに手を出している(もっと愚?)。ああ日があるうちに風景ぐらい撮っておけばよかったと思った矢先、先週大学で撮った写真があることを思い出した。

301110a.jpg

イエーイ、マイゼミ生諸氏、癒されるぞよ。外語祭ちぎってパリへ行ってきたムーミン、お菓子とチーズをありがとう。インカレ有志の優勝チョコもおいしかったねー。最近なぜかお菓子天国な@506でした。

よしっ もうひと頑張りだ!(復活)

2010年12月14日

関西出張3 終わる

11月末から三連続の週末関西出張、このたびは土曜日に神戸で研究会&月曜に京都で研究会という予定だったが、某ゲラが終わらないため前半をキャンセルして自宅にこもった(が、まだまだ終わらず)。一方京都は、例の(?)本作りプロジェクトの研究会であった。Y先生の充実した報告を呼び水に、議論は大いに盛り上がった。相当に野心的な本ができそうである。

さて、東京ー京都間は「のぞみ」で2時間半弱なので日帰り可能である。実際、参加メンバーの数名は最終の新幹線で帰って行った。しかし当方は、「京都へ行ったら、しばらく滞在したいと思うのが人情というもので、日帰りできるから素晴らしいなどというのは、実に馬鹿げた考えである」(不正確引用)という宇沢大先生の教えに従い、京都で一泊した。ホスト役をつとめてくださったS先生とN出版のSさんで、一次会韓国料理(こちらは日帰りメンバーもご一緒に)、二次会スペイン・バーという、奇妙にグローバルで濃密な京都の夜。リラックスした雰囲気のなかでとりとめもなく話をするうちに、大切なものがじんわりと、少しづつ熟成されていく。やはり共同の本作りは人との出会いなのだ。寺も紅葉も見なかったが、これこそ京都の贅沢さであった。

一夜明け、朝早くホテルを出て、ビジネスマンに交じり早朝の新幹線に乗った。周りじゅうがパソコンや書類を広げているので、安心してゲラを広げたものの、ラスト30分ごろになぜか爆睡の波が…。目が覚めるとお隣のおじさんが当方の顔を覗き込み、笑いながらチョコレートをくれた。あたし、なんかおかしかったんでしょうか?

2010年12月20日

迫る年の瀬

2010年もいよいよ残り少なくなってきた。拙ブログではG.アリギの『北京のアダム・スミス』翻訳の話ばかりしていたような気がするが(すみません)、これが終わらないと年を越せないと思い、ついに再校ゲラも昨日、返送した!授業の方も年内は今週が最後で、ようやく一息つける。
そんなわけで今日の修士課程の授業は、非常勤をお願いしている山川先生(月5、国際経済論研究)と当方のコマ(月4、グローバルスタディーズ)をぶちぬきで2コマ確保し、ちょっとスペシャル授業とした。テーマは「生物資源」である。西谷先生も飛び入りで前半に参加してくださり、さらにスペシャル度が増した。終わった後はいわゆる「忘年会」いや、修論を書いている人もいるので「激励食事会」である。

101220a.jpg

なぜみんなが謎の袋を提げているかというと、某中華料理店の料理ボリュームが圧巻で食べきれず、もらって帰ったからである。うーん生物資源…(違う!)

101220b.jpg

類似写真であるが、マミちゃんが写してくれたナイスな一枚。「チーズ!」ならぬ「中華!」の掛け声にみんなの表情が和らいだ。うまいっ!と思いきや、われらが背景のノボリ旗のことだった。ああ中華…

2010年12月27日

近況のお知らせ

25日のメリークリスマス!の明け方から過労によるウィルス性胃腸炎(ノロではない。ノロの友人?)とかいうヤツにかかって完全にダウン。なんというか色気のない話しである。
えー目下療養中ですが、本日は起き上がってパソコン明けました。はー; カラダ弱いっすー; 近日中に、その前のなんだかんだのイベント(?)報告いたしたく候。とりあえずの近況報告でございます。では、good night。

2010年12月29日

よいお年を!

さて、心残りならぬお知らせ残りがあっては年を越せない、とヘンな気合を出して今年最後の投稿をば。拙ブログに先ごろの発病を書いたところ、お見舞いのメールをくださる優しい仲間もあり(ありがとうございますー!)、いやありがたいものだとしみじみ思う。おかげさまで何とか、ま、ちょっとまだ弱弱しいですが(あら、いつもですわ、おほほ)、無事に仕事に復帰しております。目下の大忙しは、急きょ決めた明けて3月のイベントの段取り。拙ブログで何度も紹介させていただいたアイスランドのDVDの上映会&シンポジウムを行うことになったのだ。
そのきっかけが、さる2010年12月23日(木、祝)、いわゆる「屋根千」にお邪魔させていただいて行った内覧的上映会である。「屋根千」主メンバー、われらがプロジェクトの首領Sさん、作家のMさんらのお顔ぶれとともに。

101223a.jpg 101223c.jpg


蔵の中はこんな感じで、小さいながら立派な上映スペースとなっている。ここに、20人以上だろうか、多士済々なみなさまが集まってくださった。せっかくの祝日なのに、すみませんー。次の写真は、右端が日本アイスランド学会のI先生。信州から駆け付けてくださり、アイスランドの事情などについて、いろいろお話しをしていただいた。多謝!3月のイベントにも絶対いらしていただきたいと思っている。
101223b.jpg 101223d.jpg

上映終わってひとしきり議論した後は、その中のお一人Aさんのご厚意で忘年会へなだれ込み、さらなる喧々諤々の大論争となったのだった;次写真はその家主のAさんとそのお仲間。
101223e.jpg 101223f.jpg

写真手前に頭部だけ登場している当方は、実はみなさんの議論に万感心乱れ、飲食どころではなかった。それでなくても死ぬほど忙しいがこのイベント今年度にやったほうがいいんだろうか、それとも字幕を付けただけで満足すべきなのか、来年度に持ち越すとしたら、予算と暇あるのか?あらっ、お隣にS社の担当Uさんがいる。アリギの残り仕事の打ち合わせしなければ、ああ…。
こうしてあれこれ考えすぎた結果が、先ごろの発病だった。人間、あれこれ思い悩んでもしょうがないですな。はっはっ(達観) いやこのところ、スケジュール詰めすぎたのか;あるいはこの日、忙しすぎて昼もロクに食べなかったから栄養失調か?と、とにかく、アイスランドDVDの企画は、できるようにやります!そのうち詳細出しますので、お暇があったらご協力お願いいたします。

以上、無事に報告終了(ほっこり)。 ではみなさま、ほんとうに良いお年を。

About 2010年12月

2010年12月にブログ「Virtual LoungeCN」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2010年11月です。

次のアーカイブは2011年1月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。