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お正月明けて大学が再開した後は、論文提出、各種入試、学年末の試験やレポートと大学の行事で毎年大わらわである。年末年始の休みにやりかけた仕事が凍結しそうになっている。やばい。が、水面下で新しい仕事も始まりつつある。この週末は長尾伸一さんとの秘密の(どこが?)新企画相談のため、名古屋に日帰り出張してきた。お話しをうかがっていると、どうも名大付近には経済思想史を含む思想史に携わる元気そうな院生が何人もいるようである。たのもしい限りである。関東と関西を両脇に見据える場所の骨太さを思う。それに「ういろう」はおいしい(え、関係ない?)。
2009年の年末、当方も会員となっている「日本環境会議」のメ―リスに、「普天間基地移設に関する声明」に賛同を!という呼び掛けが回ってきた。さっそく微力ながら「賛同」のレスを送り、周囲にも多少呼びかけて確か松の内ぐらいが締切りで、やがて一月中旬ごろであろうか、賛同者へのお礼と、声明を政府に渡しに行ったこと、記者会見もやったことなどの経過報告がメ―リスに届いた。そこにはまた、本土の新聞各紙が会見や声明を一切記事にしなかった(沖縄の新聞では一面扱いだったそうである)ことへの落胆、あきれ、怒りなども記されていた。
ところが今、その会見の様子をyoutubeで見られるというので、「普天間基地移設に関する声明」のキータームで探してみた。あるある。宇沢大先生や宮本憲一さん、ウチのボス西谷さん、小森陽一さんなど、一人ひとりの話を観る(聞く?)ことができる。短いものだがいろいろな観点からこの問題をとらえることができて、結構おもしろい。アクセス数がまだ少ないが、いろいろな人がひょっこり見てくれれば、マスメディアの鼻を明かすことが少しはできるので、賛同人のひとりとして、オススメしますー。