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2017年2月 アーカイブ

2017年2月 2日

マジョリティーの被害者意識

https://twitter.com/KaSuehiro

KaSuehiro ?@KaSuehiro 1月31日
その他
これ、なんだか女性専用車憎悪と同じ匂いがするよね。妄想の中で女性はフェミニズムという「特権」を振りかざしていると。そして自分の不遇はフェミニズムによる自分の男性性ゆえの侵害の結果であると。自分はその男性性ゆえに被害者であると。

KaSuehiro ?@KaSuehiro 1月31日
その他
この被害者意識はいつの場合でも常に危険。マジョリティの被害者意識は権力の要求として現れるし、つまりは全体主義の動因そのものだと思う。

KaSuehiro ?@KaSuehiro 1月31日
その他
差別の本質ってマジョリティの被害者意識だよね。マイノリティこそハラスメントの主体だという妄想。人種差別から生活保護受給者差別、セックスワーカー差別に至るまで。それらには常にマジョリティ側の被害者意識の言説があるよね。だから差別扇動は全体主義者にとって極めて有効に使われるんだよね。

https://twitter.com/minami_kazuyuki

みなみかずゆき ?@minami_kazuyuki 11時間11時間前
その他
みなみかずゆきさんがKaSuehiroをリツイートしました
一橋大学ロースクールのアウティング裁判でも被告個人は「同性愛者に突然にカミングアウトを伴う告白をされたら混乱して追い詰められるのは当然だ。追い詰められた自分にはアウティングするしかなか逃げる道はなかった。正当なアウティングだ!」と主張してます。

まさにマジョリティの被害者意識。

--

そうそう。マジョリティーの被害者意識がマイノリティーへの差別につながるという話。ストンとフニ落ちる。

すべての差別の原動力ではないかもしれないけど、当てはまるものはたくさんある。

2017年2月 4日

MM先生へのメール

MM先生、

先日は、大変興味深いご発表をありがとうございました。

で、言葉遣いは、ずれると思いますが。
「人が認識しなければ、それぞれdiscreteなモノとしては
 存在しない」

というのは、ソシュール先生が仰ってるんですね。

宮岡先生が『言語人類学を学ぶ人のために』第1章で、
まさにその、「我々を取り巻く生(き)のままの環境は
連続的なもので、人間が言語記号によって範疇化することに
よって初めて認識できるようになる」と、

諸人類学者を引いて仰ってるんです。でもソシュールの
ソの字もでてこない。<笑>

これの教訓は、我々は宮岡だけでなく、ソシュールも読まないと
いけないということですね。

(脱線)
     千野先生が異化(アクトゥアリザツェ)と
     自動化(アウトマチザツェ)をチェコの
     ハブラーネックを引いて仰ってるんだけど、
     それは数年先んじてロシアの文学者の
     シュクロフスキーも言っていて、
     (オストラニェーニエとアフトマチズム)
     千野先生がそれをガン無視してしまったのは
     何故なのか、これも謎です。

     また、ウチのドイツ語のF先生が、
     ドイツやスイス・ドイツ語圏の哲学者に端を発した
     categorical judgementとthetic judgementという区別を
     生成文法の黒田重幸氏が1972年に初めて言語学界に紹介して、
     それは物凄い偉業だった。っていう研究発表を
     約1年前に語研でなさったんですけど、
     よくよく聞くと、categorical judgementは
     テーマ・レーマを持った陳述、thetic judgement
     はレーマだけを持った陳述としか思えないのです。
     チェコ・プラハは、フランス語やドイツ語でも
     発信してたと思うんですけど、哲学と言語学の違い
     というのも手伝ってか、チェ独国境を越えなかった
     のだなあと思ったり。その後、生成文法あたりでは、
     プラーグ学派のテーマ・レーマを久野氏が紹介していて
     両者は関連付けられているみたいですが。でも
     F先生は、一切それに触れなかった。

(もとい)

私の分野ですが、手話言語学において、手話能記の表記法が
全く標準化されないままで、このままでは、音声言語の
IPA的なものも、手話能記による正書法も生まれずじまいに
なってしまうのではないかという懸念があります。

なんてことを、アフリカ関係の研究会で、グダグダと語っていたら、
H先生に、「音声をちゃんと記述して、その中から音素を
見つければいいだけじゃないか」と小馬鹿にしたご指摘を
いただいたのですが。

でも、MY先生によると、(僕も半ばそう思っていたのですが)
IPAっていうものが最初っから自然と存在していたのではなくて、
諸音声言語で、「区別されがちな」ところを区別するということを
念頭に置きながら、エティックなところと(個別の)イーミックな
ところを行ったり来たりして、さらには、音響の知識も加味して
そもそもIPAは成り立っている、と。

そう考えると、手話諸言語でも、同様のことをやらないと
いけないのかなあと思っています。ただ、手話の「音響」的なことは
どうやればいいのか全然わかりません。

とりあえずは、エティックなところと、個別のイーミックなところを
行ったり来たりするしかないのかなあと思っています。

さらに言うと、「正書法」に関して、世の手話言語学者は
「区別しているところはすべて区別して書かなければならない」
と思い込んでいるんですが、音声言語だって、そんなことしてないじゃ
ないですか。ということで、underspecificationから始めて、
それで区別できないところはオプションで付け加えていくって
言うのでいいのではないかと考えているところです。

と、随分と、私の方に引き寄せた話ばっかりになってしまいましたが
平にご容赦ください。

また、また色々とお話を聞かせてください。よろしくお願いします。


箕浦信勝

追伸。M君がタイ語のkamlangが文法的な働きをしているって
言ってきて、私としては、語形から、これは、クメール語系の
接中辞(-am(n))が入っているに違いないと思いついちゃったのですが、
やっぱり、SR先生が、「タイ語には接辞も無いし、形態論も無い。
クメール語やサンスクリット・パーリ語などからは、それぞれの
語形が外来語として入ってきたのであって、タイ語内で形態論的手法に
よって作られたものではない」と仰っていて。
まあ、それはそうなんでしょうね、と。日本語の-ii+naがどんどん
和製英語の形容動詞を作っていく(ボリューミーな)のようなことは
無いのでしょう。
で、もとい。kamlangから、接中辞を除いたものは、Haasの辞書に
乗っているkhl?ngだと、私は見たんですが。確かに、これは
タイ語内での派生ではなさそうですね。

2017年2月 6日

mebiusライブ

今日はmebiusライブ at Live LABO Yoyogi。

久しぶりで、明けましておめでとうだった。

笹口直哉(THE SOVER ROVER)
https://twitter.com/sasamaru330
https://twitter.com/the_sover_rover
間に合わなかったです。

Black Peppers ????? from Korea
https://www.facebook.com/blackpeppers/
https://twitter.com/blackpeppers_
http://frekul.com/artists/profile/BlackPeppers
http://music.naver.com/ML/blackpeppers
http://www.audioleaf.com/mippy0204
http://www.mnet.com/track/5129278
https://www.youtube.com/watch?v=A8eUvfb5lpk
最後の方に間に合っただけだけど、
かっこよかった。

mebius
http://www.vexmg.jp/
久しぶり!
楽しいよね。
40分たっぷりはいいね!
プラリネもらっちゃったよ!
次は、3/19(日)at Bottoms Upだとさ。
セットリスト
soundwave
life
brand new day
M-I-R-A☆M-I-L-A
K-I-R-A☆K-I-L-A
hero


呟きから:

Nobuqatsu▽Minoula@nobusik

Live LABO Yoyogi https://pic.twitter.com/tleSXuR4a1

posted at 00:08:29 削除
24分前@nobusik
Nobuqatsu▽Minoula@nobusik

mebius と Live LABO Yoyogi で https://pic.twitter.com/y87gfWPixQ

posted at 00:09:28 削除
20分前@nobusik
Nobuqatsu▽Minoula@nobusik

with #BlackPeppers at Live LABO Yoyogi #????? ? ?? https://pic.twitter.com/RBVHYYvmuO

posted at 00:12:59 削除

2017年2月 9日

伊藤俊吾 ゆる会

昨日2月8日は、伊藤俊吾さんのゆる会 第1回。

ライブというより、やっぱりゆる会でした。

中央フリーウェイ(松任谷由実)

風知空知が、イトシュンさんが助言して購入した
音(の何だっけ?)を入れられるYAMAHAの
キーボードで、持参した音を使いたくて
これを歌ったのだとか。

「伊藤俊吾のゆるクイズ」

1等賞品は、使いかけのウエットティッシューでした。<笑>
次回からはステッカーになるかも、とか。

「伊藤俊吾の演歌歌手になりたい」

浪花節だよ人生は(細川たかし)

「伊藤俊吾のただのゆるい話がしたい」

風知空知のサイトウさんと。

平日

「伊藤俊吾のゆる会議」

今後の予定:

 2月24日「ふたりバーター旅 at まほろ座」

 3月24日「ふたりバーター旅 at まほろ座」

 3月20?5月7日 春ツアー

 7月8日 HARCOライブのguest

 2月16日 ゆる会 佐々木良君も来るかも。

「リクエストコーナー」

サーコーコーコーカ
Hello(福山雅治)
Lion Heart(SMAP)
恋しくて(BEGIN)
恋(星野源)


カラスも帰る17時
ちょうちょ


その後、打ち上げタイムがありました。
僕は中座しちゃいましたけど、
主婦さんたち、遅くまでフリーダムですねぇ。<笑>

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